たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★復興の営みを見続けてきた屋根瓦を差し上げます

2010年10月05日 | おしらせ
戦争が終わる3ヶ月前、大龍寺は空襲で丸焼けになったそうです。
残ったのは防空壕の祭壇に祀っていたご本尊さまだけ。

戦争が終わり、檀信徒総出でお寺の再建が始まり、
そして今日までの復興が成し遂げられました。

その一部始終を事細かに見続けて来たのが、
昨冬解体された庫裏の「屋根瓦」でした。



 

(解体前の庫裏の屋根瓦)





通常は既存庫裏の解体によって屋根瓦も廃棄されるのですが、
町田市にある鈴木瓦店さんに屋根瓦を持ち込み
瓦チップとして新しい書院でもリサイクル利用しています。

http://www.suzuki-kawaraten.co.jp/





瓦チップの一部は夏目坂通り沿いの植え込みに敷き詰められています。

 

通常の土の上にくまなく粉末状の瓦チップ(瓦パウダー?)を敷き、
更に荒目の瓦チップを敷き詰めると、雑草が根付かないそうです。

瓦は多孔質で、吸水性・保湿性に優れているので、
瓦チップを敷いた所は常に水分を保っていて、
歩行時のクッションとしても足腰に優しいです。

都市部のヒートアイランド現象の対抗策にもなります。





そんな瓦チップを、15キロ×190袋で用意しています。

今回の書院庫裏等新築工事と来年に迫った開創350周年に
ご協力して下さった記念として、ご希望の方に差し上げます。

少々かさばり、重いものでもありますので、
ご入り用の方は自動車でお越し下さい。

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