2月15日のお釈迦さまご命日にちなみ、
檀信徒の一日授戒会・お釈迦さまの涅槃会を2月1日に修行しました。
当山では永平寺東京別院のお授戒(法脈会)への参加によって
生前のお戒名をうけていただいていますが、体力的にそれができない方を対象に
不定期的に設けている修行の機会が一日授戒会で、今回で2回目の開催です。
朝9時半に集合。今回は3名が参加されることになりました。
私も含めて4人で挨拶、一日のオリエンテーション。
1つ目のコマは「般若心経」のお写経。
昨年の得度式では参加者の様子を見て「延命十句観音経」でしたが、
今回は墨は擦らず墨汁を使うことで時短をし般若心経にチャレンジ。
オリエンを短めにして早めに写経を始めていただきましたが、
丁寧に書くよう案内をして1時間で書き終えるのは難しかったです。
特に、初めて写経をされる方にとってはなおさら。
写経後の「戒についてのお話」の時間も削ってやっと書き終えました。
この時間設定は再考の余地ありです…。
戒についてのお話は短くまとめざるをえず、
続いて本堂にて写経奉納と『日中諷経』を勤めました。
そして、お昼ご飯の時間です。
修行道場の食事作法を少しでも体験していただくため、
永平寺別院でいただいた略応量器を使ってお食事をしました。
今回の献立は、
ごはん
ナメコと豆腐のお味噌汁
煮もの
和え物
お漬け物
皆でよそりあい、お唱えごとをして、丁寧にいただきます。
食事の後は少しのお昼休憩をはさんで、2回目のお話の時間と、得度式の予行演習。
今回の得度式で後見役を務めていただく5名も三々五々到着してきました。
そして総決算ともなる得度式。
今回の3名と後見の5名と、それぞれに儀式作法を勤めていただき、
戒法、戒名、お戒名を書きしるした絡子を差し上げました。
手間をかけてしまいますが、自身の戒名と共に生きて欲しいという思いから、
年に1回、お戒名を受けていただいた方には、自分のお戒名の浄書をお願いし、
この得度式・涅槃会にて提出・奉納をしてもらっています。
無事、お戒名を差し上げる儀式を勤めることができて一安心。
そしてお釈迦さま入滅の様子を描いている涅槃図の前に移り、
ちょっと長い『仏遺教経(八大人覚)』をお唱えし、涅槃会を勤めました。
涅槃会も含め、これにて一日授戒会の修行は修了。
あらたな仏弟子の誕生を祝してお祝いのお食事をして、
ほとんどの方はお帰りになりました。
そしてその日の夜は定例坐禅会。
坐禅会でもお釈迦さまお参りの時間を設けました。
2炷目には普段の普勧坐禅儀・坐禅用心記に換えて『仏遺教経(前半)』を唱えました。
朝からずっと動きっぱなし。長かった報恩の一日は終わりました。
《当日の進行メモ》
令和2年2月1日(土曜日)
9:30 新戒集合・一日修行
9:50 写経「般若心経」
11:20 おはなし①「仏教・戒の大きな流れ」
11:30 日中諷経(お昼の読経)
12:00 精進料理の昼食・休憩
13:00 おはなし②「仏弟子として生きること」
13:30 得度式の予行演習
13:30 参列者の受付開始
14:15 檀信徒得度式(50分程度)
15:20 お釈迦さま命日法要(30分程度)
引きつづき 得度式祝賀懇親会・得度者のつどい
17:00 満散(おひらき)
17:30 定例坐禅会受付
18:00 挨拶・おはなし
18:15 止静
18:50 経行(歩く坐禅)
19:05 止静・『仏遺教経』坐誦
19:40 おはなし
20:00 終了
檀信徒の一日授戒会・お釈迦さまの涅槃会を2月1日に修行しました。
当山では永平寺東京別院のお授戒(法脈会)への参加によって
生前のお戒名をうけていただいていますが、体力的にそれができない方を対象に
不定期的に設けている修行の機会が一日授戒会で、今回で2回目の開催です。
朝9時半に集合。今回は3名が参加されることになりました。
私も含めて4人で挨拶、一日のオリエンテーション。
1つ目のコマは「般若心経」のお写経。
昨年の得度式では参加者の様子を見て「延命十句観音経」でしたが、
今回は墨は擦らず墨汁を使うことで時短をし般若心経にチャレンジ。
オリエンを短めにして早めに写経を始めていただきましたが、
丁寧に書くよう案内をして1時間で書き終えるのは難しかったです。
特に、初めて写経をされる方にとってはなおさら。
写経後の「戒についてのお話」の時間も削ってやっと書き終えました。
この時間設定は再考の余地ありです…。
戒についてのお話は短くまとめざるをえず、
続いて本堂にて写経奉納と『日中諷経』を勤めました。
そして、お昼ご飯の時間です。
修行道場の食事作法を少しでも体験していただくため、
永平寺別院でいただいた略応量器を使ってお食事をしました。
今回の献立は、
ごはん
ナメコと豆腐のお味噌汁
煮もの
和え物
お漬け物
皆でよそりあい、お唱えごとをして、丁寧にいただきます。
食事の後は少しのお昼休憩をはさんで、2回目のお話の時間と、得度式の予行演習。
今回の得度式で後見役を務めていただく5名も三々五々到着してきました。
そして総決算ともなる得度式。
今回の3名と後見の5名と、それぞれに儀式作法を勤めていただき、
戒法、戒名、お戒名を書きしるした絡子を差し上げました。
手間をかけてしまいますが、自身の戒名と共に生きて欲しいという思いから、
年に1回、お戒名を受けていただいた方には、自分のお戒名の浄書をお願いし、
この得度式・涅槃会にて提出・奉納をしてもらっています。
無事、お戒名を差し上げる儀式を勤めることができて一安心。
そしてお釈迦さま入滅の様子を描いている涅槃図の前に移り、
ちょっと長い『仏遺教経(八大人覚)』をお唱えし、涅槃会を勤めました。
涅槃会も含め、これにて一日授戒会の修行は修了。
あらたな仏弟子の誕生を祝してお祝いのお食事をして、
ほとんどの方はお帰りになりました。
そしてその日の夜は定例坐禅会。
坐禅会でもお釈迦さまお参りの時間を設けました。
2炷目には普段の普勧坐禅儀・坐禅用心記に換えて『仏遺教経(前半)』を唱えました。
朝からずっと動きっぱなし。長かった報恩の一日は終わりました。
《当日の進行メモ》
令和2年2月1日(土曜日)
9:30 新戒集合・一日修行
9:50 写経「般若心経」
11:20 おはなし①「仏教・戒の大きな流れ」
11:30 日中諷経(お昼の読経)
12:00 精進料理の昼食・休憩
13:00 おはなし②「仏弟子として生きること」
13:30 得度式の予行演習
13:30 参列者の受付開始
14:15 檀信徒得度式(50分程度)
15:20 お釈迦さま命日法要(30分程度)
引きつづき 得度式祝賀懇親会・得度者のつどい
17:00 満散(おひらき)
17:30 定例坐禅会受付
18:00 挨拶・おはなし
18:15 止静
18:50 経行(歩く坐禅)
19:05 止静・『仏遺教経』坐誦
19:40 おはなし
20:00 終了