「カーマインの行方」
カリフォルニア州フェアモントの道路脇の草むらで地元警察署長グリーンの
射殺死体が発見される。通報を受けて現場に来ていた彼女の部下プライス
刑事に聞くと、仕事一本の真面目な署長との事。遺体は3発撃たれていたが、
薬莢は一つしかない。遺体の周りをうろつくジェーン。彼は自分よりも身長が
低い署長の車のシートが、かなり後に下げられていると言う。誰が運転していた
のか?ジェーンがトランクを開けると血痕が・・。別の場所で署長を撃って
トランクに積んで運ぶ途中、彼女が逃げようとして慌ててトドメの1発を
この場所で撃ったのだった。
リズボンとリグスビーが署長の自宅に出向き室内を調べていると、若い男が
入って来たのでリグスビーは直ぐに銃を向ける。すると背後からは少女も銃を
構えてリグスビーに迫る。そこへリズボンが入って来て、彼女もその男も驚く。
何とその男はリズボンの実弟トミーで、少女はその娘アナベスだったのだ。
トミーは保釈逃亡者捜査官(つまりは賞金稼ぎ?)をしていて、カーマインと
いう男を追ってこの街に来ていた。そして地元のグリーン署長に注意を促して
いたが、撃たれたと聞いて家に来たら鍵が開いていたらしい。リズボンは弟が
危険な仕事に転職していて激怒する。おまけに姪のアナベスまで押し付けられて
しまう。(何たるサンタルチア・・)
ヴァンペルトの調べでカーマインはエリートの会計士だが、横領罪で逮捕されて
公判前に馴染みの街フェアモントに逃亡していたらしい。前歴もなく殺人犯とは
思えない。
プライス刑事の調べで署長は、一昨日微量の飲酒でロシア人ズボフを逮捕して
いた。どうせ不起訴になるのに、慎重な署長にしては変だと言う。
リズボンはズボフが経済学者で休暇をこの街に来ているとジェーンに話すが、
途中からは弟への不満が爆発してジェーンも頭をポリポリ・・
アナベスはリグスビーに興味津々。「彼女はいるの?」「愛してるの?」と
探りを入れられてタジタジに・・。それを見たヴァンペルトはニヤリ。
リズボンとジェーンは地元のホテルに滞在しているズボフに会いに行く。
彼は署長に逮捕されたのは不当だとぬかす。だがジェーンは彼が逮捕された
のは別の理由だろうと言って、首に巻きつけてあるタイを剥ぎ取ると傷があった。
だがピクニックで付いた傷だと、眠たい言い訳をする。リズボンはズボフが
女性を誰か傷つけていたのでは?と推測する。
リズボンとジェーンはホテルの責任者カーマイケルに会ってズボフの部屋の前
の防犯映像や彼の情報が欲しいと言うが、父親でオーナーのフィリップが
「令状があればいつでもどうぞ」とたわ言をぬかす始末。
リグスビーが通話記録から、カーマインの居場所を突き止めてチョウが急行する。
直ぐに見つけるが、逃げる彼を追おうとして走ると車に跳ね飛ばされてしまう。
幸い軽傷で済んだが、リズボンが近くに居合わせていたトミーを追求すると
カーマインは糖尿病で、薬局に来たら知らせるように店員に頼んでいたとの事。
ホテルから提供された映像からズボフの部屋から泣きながら走り去るメイドを
見つける。その女性ソフィアにヴァンペルトが話を聞く。最初は何もなかった
と否定するが、根気よき説得するとようやく話しだす。彼女が仕事でズボフの
部屋に入ると、いきなり押し倒されて服を引き裂かれたので逃げたらしい。
グリーン署長に話すと、彼を拘留するから告訴してくれと言われたと言う。
トミーは突然リズボンに賞金稼ぎを辞めると言う。彼女は驚きつつも安心して
ランチの約束をする。
リグスビーは弁護士同伴のズボフを聴取する。メイドレイプは否定する。そして
署長の殺害された夜のアリバイを尋ねると、金で解決しようと彼女の家に行った
らしい。だがジョリィという女性が来て取り乱したのでとっとと帰ったと言う。
ズボフを演じるのは、もう何度も紹介しているCarlo Rota。またも登場。
「24」でクロエの夫を演じたのはもう昔ですね。
ジョリィを呼んで話を聞く。署長から逃亡犯が街に来ているから彼女の息子
から話を聞きたいと連絡があったと言う。そしてその息子スティーブが麻薬常習か
心配で直接会いに行ったらしい。その息子も行方不明になっていた。
リグスビーとプライス刑事が麻薬取引の場所に使用されている山小屋に向かう。
そこにはスティーブの死体と麻薬があった。
ヴァンペルトはマッサージ師に成りすましてズボフに近づくと、予想通り彼は
狼に変身したので速攻で逮捕する。その様子をジェーンはカクテルを呑みつつ
高みの見物。
リズボンはトミー親子とランチタイム。だがリズボンとアナベスがゲームに
興じる間にトミーはリズボンの携帯に何やら仕掛けている。
山小屋で捜索をしている最中にジェーンは、向かいの小屋で持参して来たパンやら
菓子やらを置いている。そこへリグスビーたちが来て、それを見てカーマインが
来ていたと思い込む。
森林警備隊がカーマインらしき人物が乗った不審車両を発見したとの連絡が入り、
現場にリグスビーとヴァンペルトが急行する。すると何とトミーがカーマインに
銃を向けていたので拘束する。
リズボンは帰った筈のトミーが携帯に盗聴ソフトをダウンロードまでして、
カーマインを捕まえた事に激怒する。だがトミーは賞金が欲しかっただけだ
と開き直る。
ジェーンはカーマインをトミーに預ける。そしてズボフの滞在しているホテルへ
行けと言う。事情がわからないトミーは混乱する。
ジェーンはリズボンとホテルへ向かう。そこの責任者のカーマイケルに電話して
「そちらにトミーがカーマインを連れて行く」と教える。
ホテルに来たトミーにカーマイケルは、カーマインを渡してくれたら賞金の3倍を
出すと言う。そこへジェーンとリズボンが入って来る。カーマイケルはトミーを
盾にするが、アナベスが咄嗟に非常ベルのボタンを押したので速攻で逮捕する。
トミー役はHenry Thomas。あの名作「E.T.」の主役エリオット少年を演じた人です。
リグスビーが聴取する。カーマイケルは麻薬常習者で、スティーブと取引している
所にグリーン署長に見られて射殺してスティーブも射殺。そして彼女をトランクに
積んで行って遺棄したのだった。(何たるサンタルチア・・)
リズボンは逃亡犯のカーマインが微罪だという事もあり、トミーに託す。賞金が
手に入るトミーは大喜び。決して彼の仕事を認めたわけではないが、父親としての
姿を羨ましく思ってもいた。「何かあったらいつでも来て」とトミーに言って
別れる事になった。
~今回は~
「E.T.」のヘンリー・トーマスもすっかりおっさんになっていて驚きましたね。
でも思えばあの時の妹役は「チャーリーズ・エンジェル」等のドリュー・バリモア
ですもんね。時の流れは早いですなぁ。
本編の話ですが、カーマイケルにカーマインってややこしいわ!
あの姪っ子のアナベス、ちょっと可愛いかったですね。
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では、また
カリフォルニア州フェアモントの道路脇の草むらで地元警察署長グリーンの
射殺死体が発見される。通報を受けて現場に来ていた彼女の部下プライス
刑事に聞くと、仕事一本の真面目な署長との事。遺体は3発撃たれていたが、
薬莢は一つしかない。遺体の周りをうろつくジェーン。彼は自分よりも身長が
低い署長の車のシートが、かなり後に下げられていると言う。誰が運転していた
のか?ジェーンがトランクを開けると血痕が・・。別の場所で署長を撃って
トランクに積んで運ぶ途中、彼女が逃げようとして慌ててトドメの1発を
この場所で撃ったのだった。
リズボンとリグスビーが署長の自宅に出向き室内を調べていると、若い男が
入って来たのでリグスビーは直ぐに銃を向ける。すると背後からは少女も銃を
構えてリグスビーに迫る。そこへリズボンが入って来て、彼女もその男も驚く。
何とその男はリズボンの実弟トミーで、少女はその娘アナベスだったのだ。
トミーは保釈逃亡者捜査官(つまりは賞金稼ぎ?)をしていて、カーマインと
いう男を追ってこの街に来ていた。そして地元のグリーン署長に注意を促して
いたが、撃たれたと聞いて家に来たら鍵が開いていたらしい。リズボンは弟が
危険な仕事に転職していて激怒する。おまけに姪のアナベスまで押し付けられて
しまう。(何たるサンタルチア・・)
ヴァンペルトの調べでカーマインはエリートの会計士だが、横領罪で逮捕されて
公判前に馴染みの街フェアモントに逃亡していたらしい。前歴もなく殺人犯とは
思えない。
プライス刑事の調べで署長は、一昨日微量の飲酒でロシア人ズボフを逮捕して
いた。どうせ不起訴になるのに、慎重な署長にしては変だと言う。
リズボンはズボフが経済学者で休暇をこの街に来ているとジェーンに話すが、
途中からは弟への不満が爆発してジェーンも頭をポリポリ・・
アナベスはリグスビーに興味津々。「彼女はいるの?」「愛してるの?」と
探りを入れられてタジタジに・・。それを見たヴァンペルトはニヤリ。
リズボンとジェーンは地元のホテルに滞在しているズボフに会いに行く。
彼は署長に逮捕されたのは不当だとぬかす。だがジェーンは彼が逮捕された
のは別の理由だろうと言って、首に巻きつけてあるタイを剥ぎ取ると傷があった。
だがピクニックで付いた傷だと、眠たい言い訳をする。リズボンはズボフが
女性を誰か傷つけていたのでは?と推測する。
リズボンとジェーンはホテルの責任者カーマイケルに会ってズボフの部屋の前
の防犯映像や彼の情報が欲しいと言うが、父親でオーナーのフィリップが
「令状があればいつでもどうぞ」とたわ言をぬかす始末。
リグスビーが通話記録から、カーマインの居場所を突き止めてチョウが急行する。
直ぐに見つけるが、逃げる彼を追おうとして走ると車に跳ね飛ばされてしまう。
幸い軽傷で済んだが、リズボンが近くに居合わせていたトミーを追求すると
カーマインは糖尿病で、薬局に来たら知らせるように店員に頼んでいたとの事。
ホテルから提供された映像からズボフの部屋から泣きながら走り去るメイドを
見つける。その女性ソフィアにヴァンペルトが話を聞く。最初は何もなかった
と否定するが、根気よき説得するとようやく話しだす。彼女が仕事でズボフの
部屋に入ると、いきなり押し倒されて服を引き裂かれたので逃げたらしい。
グリーン署長に話すと、彼を拘留するから告訴してくれと言われたと言う。
トミーは突然リズボンに賞金稼ぎを辞めると言う。彼女は驚きつつも安心して
ランチの約束をする。
リグスビーは弁護士同伴のズボフを聴取する。メイドレイプは否定する。そして
署長の殺害された夜のアリバイを尋ねると、金で解決しようと彼女の家に行った
らしい。だがジョリィという女性が来て取り乱したのでとっとと帰ったと言う。
ズボフを演じるのは、もう何度も紹介しているCarlo Rota。またも登場。
「24」でクロエの夫を演じたのはもう昔ですね。
ジョリィを呼んで話を聞く。署長から逃亡犯が街に来ているから彼女の息子
から話を聞きたいと連絡があったと言う。そしてその息子スティーブが麻薬常習か
心配で直接会いに行ったらしい。その息子も行方不明になっていた。
リグスビーとプライス刑事が麻薬取引の場所に使用されている山小屋に向かう。
そこにはスティーブの死体と麻薬があった。
ヴァンペルトはマッサージ師に成りすましてズボフに近づくと、予想通り彼は
狼に変身したので速攻で逮捕する。その様子をジェーンはカクテルを呑みつつ
高みの見物。
リズボンはトミー親子とランチタイム。だがリズボンとアナベスがゲームに
興じる間にトミーはリズボンの携帯に何やら仕掛けている。
山小屋で捜索をしている最中にジェーンは、向かいの小屋で持参して来たパンやら
菓子やらを置いている。そこへリグスビーたちが来て、それを見てカーマインが
来ていたと思い込む。
森林警備隊がカーマインらしき人物が乗った不審車両を発見したとの連絡が入り、
現場にリグスビーとヴァンペルトが急行する。すると何とトミーがカーマインに
銃を向けていたので拘束する。
リズボンは帰った筈のトミーが携帯に盗聴ソフトをダウンロードまでして、
カーマインを捕まえた事に激怒する。だがトミーは賞金が欲しかっただけだ
と開き直る。
ジェーンはカーマインをトミーに預ける。そしてズボフの滞在しているホテルへ
行けと言う。事情がわからないトミーは混乱する。
ジェーンはリズボンとホテルへ向かう。そこの責任者のカーマイケルに電話して
「そちらにトミーがカーマインを連れて行く」と教える。
ホテルに来たトミーにカーマイケルは、カーマインを渡してくれたら賞金の3倍を
出すと言う。そこへジェーンとリズボンが入って来る。カーマイケルはトミーを
盾にするが、アナベスが咄嗟に非常ベルのボタンを押したので速攻で逮捕する。
トミー役はHenry Thomas。あの名作「E.T.」の主役エリオット少年を演じた人です。
リグスビーが聴取する。カーマイケルは麻薬常習者で、スティーブと取引している
所にグリーン署長に見られて射殺してスティーブも射殺。そして彼女をトランクに
積んで行って遺棄したのだった。(何たるサンタルチア・・)
リズボンは逃亡犯のカーマインが微罪だという事もあり、トミーに託す。賞金が
手に入るトミーは大喜び。決して彼の仕事を認めたわけではないが、父親としての
姿を羨ましく思ってもいた。「何かあったらいつでも来て」とトミーに言って
別れる事になった。
~今回は~
「E.T.」のヘンリー・トーマスもすっかりおっさんになっていて驚きましたね。
でも思えばあの時の妹役は「チャーリーズ・エンジェル」等のドリュー・バリモア
ですもんね。時の流れは早いですなぁ。
本編の話ですが、カーマイケルにカーマインってややこしいわ!
あの姪っ子のアナベス、ちょっと可愛いかったですね。
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