Monk S8 #8

「昨日の敵は今日の友」

風呂場で電話をしている若い女性。だが不審な物音に気づき
立ち上がろうとすると何者かがいきなり侵入して来て彼女を襲う。
翌朝、清掃業者が屋敷内に入って来てプールを見て愕然とする。
そこの住人の女性が死体になって沈んでいたのだ。

モンクの所にナタリーが保険会社からの手紙を持ってやって来る。
モンクも受けているセラピーがこれからは生涯で合計二千回までしか
健康保険の適用にならないらしい。モンクは後1回で二千回なのである。

モンクはベル先生にこの件を話すとグループセラピーなら保険の適用内
だと告げられる。だが他人と一緒でのセラピーだのはモンクには
考えられない。


翌朝モンクはベル先生のサイクリング・コースに合わせて
ナタリーと二人乗り自転車でやって来て相談するが時間外なので拒否されて
しまい、結局グループセラピーを受ける事にする。

恐る恐るグループセラピーに来るモンク。他のメンバーは自分が勤める
医療器具の製作会社が嫌な中年女性ロンダ。そして広場恐怖症で閉所恐怖症の
ずんぐりむっくりオーギー。それからご存知ハロルド。早速挨拶代わりの
皮肉を言う始末。ロンダがバーバラの椅子に座るなと言う。
バーバラとは数日前にプールで溺死したらしい。

ナタリーとスーパーで買い物をしている所にもハロルドが現れてモンクに
文句を言う始末。だが隣のレジに並ぶ男ダンコもストーキング行為で
以前同じセラピーを受けていたと話す。


事件発生の連絡を受けてモンクとナタリーは現場へ向かう。
ディッシャーによると被害者はベル先生の名刺を持っていた。
顔を見るとセラピーに来ていたずんぐりむっくりオーギーだった。
一見飛び降り自殺に見えるがモンクはガムテープの痕を見つけて、
これは殺人と断定する。それを聞いたディッシャーは「これは真逆殺人だ」
とほざく。

同じセラピーグループから二人が死ぬのはおかしいと推測して、バーバラの
担当刑事に当時の捜査資料を見せてもらうが単なる溺死として片付けられていた。
だが10月に泳いで現場にタオルが無かったのは不自然だとモンクは言うと
ディッシャーは再び「これも真逆殺人ね。」と言うとストットルマイヤー警部は
怒って「そんな犯人はいない。もしいたら宇宙科学者にお前は殺されてる！」
と吠える。（二人共言ってる意味がわかりません。）

メンバー二人が減ったセラピーは重々しい雰囲気に。モンクが「これは連続殺人
です」と言うとハロルドはモンクが犯人だと言う始末。ハロルドが
「経緯はこうだ」「個別セラピーを受けたいが為に一人、また一人
殺したんだ」だがベル先生は呆れてしまう。ロンダ演じるはAmy Aquino。
「メンタリスト」や「ハリーズ・ロー」で判事役でした。


自分が犯人なのか？と疑心暗鬼なモンクに「あなたが犯人なわけないでしょ」
といさめる。そして残ったロンダを疑って彼女の勤める会社へ出向く二人。
だが行ってみると既に彼女は清掃用の薬品を混ぜあわせた塩素ガスで殺害されて
いた。モンクは言う「経緯はこうです」
ここにある清掃用薬品はスーパーで見掛けたダンコも同じ物を買っていた。
彼はセラピーで何か重要な事を言っていたのだ。彼が怪しい。
ナタリーも残り香で意識がもうろうとなりモンクは犯人に殴られてしまう。

意識が戻ったモンクは車のトランクの中だった。何とハロルドも隣にいる。
ナタリーは立ち上がって警部に電話する。犯人は何処かで停車して降りる。
モンクとハロルドはジャッキを使ってトランクをこじ開けて外へ脱出する。
そこはベル先生の家の前である。直ぐに中へ飛び込むとダンコが泣きながら
罪の告白をしていた。彼はストーキングしていた女性を殺害して車ごと
貯水池に沈めた。だがシスコは折からの水不足で車が発見されるのを恐れて
同じグループセラピーのメンバーも殺していたのだった。

なんたるサンタルチヤ。
笑いながらも今回の犯人は4人も殺した極悪人ですね。懺悔して済む問題ではない
レベルでした。でもモンクさんとハロルドが協力して脱出し電撃和解！
でもいつまで続くか？

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では、また