紀州のプーさん のんびり日記

当ブログのエピソードは適当に綴っています。
実際のストーリーとは違う事をご了解下さい。

キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き3 #12 「殺人マジック」

2014-02-28 | Castle
「殺人マジック / Poof, You're Dead」

マジック・ショップに出勤して来た女性が見たものは何と本物の死体だった。
事件の一報を受けたラニー(前回お休みでした)。だがベッドで一緒に寝て
いたのは何とエスポジートだったのだ。

現場に到着したベケットとキャッスル。今回はマジック・ショップのオーナー
のザルマン・ドレイクが店内の水槽で死んでいた。ラニーの所見では死んでから
水槽に入れられたようである。遺書も発見したが、発見者のイライザによると
自殺するような人ではないと言う。だが先日怪しい連中が来て「訴える」と息巻い
ていたらしい。


ライアンに「もうみんな知っているのに・・」と言われてドキっとするエスポジート。
だがそれはキャッスルが元妻ジーナと喧嘩していた事だった。ホっと胸を撫で下ろす
エスポジート。そしてザルマンを訴えようと吠えていた男が判明。ジェローム・
アスピナルという人物である。

ベケットは早速ジェロームを呼んで話を聞く。以前彼は妻とザルマンのマジック・
ショーを見に行った。その演目で観客の行動を言い当てるのがあって、ジェローム
が愛人と楽しんだ事を妻の前で暴露されたのだ。おかげで妻と愛人の両方を失う
結果になってしまったのだ。(何たるサンタルチア)だが犯行時間は店で呑んで
いたと言う。

水槽には指紋がなかったが、エスポジートの調べで遺書には本人以外にも他人の
指紋がベタベタついていた。それはチャック・ラッセルというマジシャンで、
以前危険な爆破マジックをしてザルマンによってマジック組合から除名された
のだった。このチャックは放火の前歴もある。(それはマジックではない)

ベケットとキャッスルはチャックに会いに行く。衣装ケースの上に乗って通行人
相手にマジックを披露するチャック。ベケットがザルマンの名を告げると煙と共に
消えてしまう。だがベケットはニヤリとして衣装ケースに隠れるチャックを摘み出す。

直ぐにチャックを聴取する。彼は殺害は否定。遺書の指紋は、その紙は元々彼が
ザルマンが爆弾を彼に調達するように依頼していた文書だった。ライトを照らすと
確かにその文面が読める。だが何故ザルマンはチャックに爆弾の手配を頼んだのか?
チャックによるとトビアス・ストレンジという著名マジシャンを手伝っていたらしい。
エスポジートは「彼のショー、喜んでいたなぁ~」とボロを出してライアンに「誰と
見に行ったの?」と聞かれてドギマギする始末。


ベケットとキャッスルは早速リハーサル中のトビアスに会って話を聞く。実はザルマン
はトビアスのマジックの裏方として全てを監修していたのだった。実力がありながら
いつも裏方に徹していたが、最近トビアスの元を離れたらしい。

ラニーの検視の結果、やはり他殺だった。顔に押さえつけられた痕があり、殺害されて
から水槽に沈められたのだ。ラニーの派手な衣装を見てキャッスルは勘ぐるが、自身の
ジーナとの件を追求され誤魔化される。

帰宅したキャッスルを待ち受けるのは芸能レポーターばりにジーナの件を追求する
母マーサと娘アレクシス。耳からコインを出すとアレクシスは「そんな子供騙し。
せめて20ドルで」と言って紙幣を見せて唖然とさせる。

ベケットの調べでザルマンの所持していた地下鉄カードから通っていた場所が判明。
波止場前の倉庫だった。直ぐに出向いて中を調べていると何者かが入って来る。
それは何とザルマンだったのだ。

話を聞くと彼はザルマンの双子の弟エドモンドだった。だが彼はまだ兄の死は知らず
ショックを受ける。実は数日前に兄から連絡があり、50万ドルが入ったので会計士の
エドモンドにその金を隠すのを協力して欲しいというものだった。そして嫌な予感が
して倉庫に来たと言う。キャッスルはこのタイミングでの弟の登場は出来すぎだと言って
彼が実はザルマンで、弟を殺して成りすましていると決め付ける。

鑑識が倉庫を調べた結果、微量の爆薬の痕跡があった。そして車椅子の跡も見つかる。
キャッスルはあくまで弟殺害説を唱える始末。

ラニーの検視の結果、やはり指紋から遺体はザルマンと判明。そして体内からは兎の
毛が検出される。さらに微量ながら神経ガス等に使用する化学化合物も採取する。


何も知らずにヘラヘラとラニーに話かけて皆ビックリ。何とかその場は誤魔化して
経過報告する。車椅子の持ち主はサディウス・マグネスという政治活動家で前科は
もちろんタップリ。

ベケットとキャッスルはサディウス宅へ出向く。老人である彼は何度かザルマンから
仕事を依頼されていて遠隔操作出来るメカニカルアームというのを作ったらしい。
その代金を徴収にいった際に他の顧客からザルマンに電話がかかっていた。その客が
犯人では?と話す。

とりあえず最近N.Y.で起きた爆発事件を調べる。そしてキャッスルはネットで気になる
記事を見つける。ヘリが墜落した死亡事件だった。その記事を見てピンとくる。

キャッスルは直ぐにベケットに話すが彼女も同じ事を考えていた。それは資産家のダール
の乗るヘリが大西洋上で墜落した件である。化合物は爆薬ではなく燃料だと推測したのだ。
その出発時の映像を見るとケータリング業者を装ってザルマンがヘリに何かを積んでいた。
それが爆薬で、遠隔装置で爆破させたのか?

ライアンの調べでダールは妻ナオミとの間で婚前契約を結んでいた。だが最近ナオミは
浮気をしていた。それは婚前契約に引っかかりこれでは夫が死んでも遺産は入らない。
それで発覚前にザルマンに夫を消して貰ったのか?

ベケットはナオミを呼んで聴取する。弁護士同席の彼女は浮気を肯定も否定もしないが
夫の殺害は否定。そもそも夫ダールの口座は凍結されており、死んだ所で一銭も彼女
の懐に入らないと言うのだ。

検事局に問い合わせると、実はダールは投資詐欺の常習者で当局から目をつけられていた。
そこでキャッスルは推測する。捕まる前にザルマンに頼んでヘリで飛んで死んだと見せ
かけて実は生きているのを偽装した。そして唯一それを知るザルマンを自らの手で消した
と考える。

プライドの高いダールなら自分の葬式に必ず顔を出すとキャッスルは予想してベケット
と共に見に来る。すると予想通りに変装したそれらしき男が現れる。「ダール」と声を
かけるとあっさり振り返るので速攻で逮捕する。直ぐに聴取するが「何の事やら~」と
惚け倒す。だがガラス越しに血まみれのザルマンが立っていてニヤリ。それを見た
ダールは脅えて「殺した筈だ!何故?」と言ってボロを出す始末。それを見たベケット
はニヤリ×4。


実はトビアスが仕掛けたトリックで弟エドモンドが扮装したのだ。双子だけにまんまと
ひっかかった。がっくりうなだれる間抜けなダール。事件解決後、ライアンとベケット
はエスポジートがまだラニーとの関係が皆に気づかれていないと思っていると言って
笑いだす。既に皆は最初から二人の関係を知っていたのだ。そしてキャッスルは元妻
ジーナと電話で「もう俺たちは終わりだな」と話す。それを見たベケットは渋い表情を
しながら彼を呑みに誘う。もちろんキャッスルは尻尾を振って(?)大喜び。

~今回は~

今回のゲストは結構豪華なメンツでした。まずイライザはVanessa Lengies。「幸せの
処方箋」の看護士ケリー役でした。

路上マジシャンのチャックはChadwick Boseman。映画「42~世界を変えた男~」で
黒人初のメジャーリーガーのジャッキー・ロビンソンを演じてました。

そして最後はBrett Cullen。「パーソン・オブ・インタレスト」ではネイサン役でした。
「ホワイトカラー」にも出てましたね。

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では、また


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