デトロイト1-8-7 #2 「ローカル・ヒーロー / 花婿の死」

「ローカル・ヒーロー / 花婿の死 Local Hero / Overboard」

(以下、ネタバレ）

デトロイト市警の殺人課に新加入したストーン刑事は、先輩の女性刑事アリアナ

と共に事件現場に向かう。道路上に血塗れで倒れる男性は地元では有名なアメフ

トの人気選手だった。フィッチは前回撃たれた新人ワシントンを見舞いに病院に

行く。病室にいないのでドキっとするが、車椅子でウロウロしていただけだった。

安心したフィッチはN.Y.市警時代に新人刑事が撃たれた時にお漏らしたと勘違い

した事を話すが、全然励ましにならない始末。一方ロングフォードとマハジャン

両刑事は川から引き上げられた身元不明の男性死体の現場へ向かう。アメフト選

手の現場に到着したフィッチは早速被害者カルバンの携帯を発見する。だがそこ

へカルバンの家族が来て大騒ぎ。ストーンが落ち着くよう説得するもギャーギャー

騒ぎ出す始末。マスコミも来て辺りは騒然となる。一方ロングフォードとマハジャ

ンは死体発見現場近くに停泊する観光船に乗るとそこで結婚披露パーティーが盛大

に行われている。ガイシャは何と花婿だったのだ。ストーンとアリアナはカルバン

の知人らに片っ端から電話してスピーディーという怪しい男をスピーディーに発見

する。一方ロングフォードとマハジャンは披露宴参加者に話を聞く。花嫁は夫に恨



みを持つ人なんていないと言って「ウワ～」と泣き出す。だが出席者の男性は彼女

の親は結婚に否定的だったと言う。署にはやり手の女検事が来てフィッチが犯人を

射殺した件を重要視する。フィッチは同僚が撃たれたから撃って応対したと言うが

聞く耳を持たない。ストーンとアリアナはスピーディー逮捕に向かう。２人だけで

逮捕出来ると思うがSWATが何十人も一緒に来る（多過ぎるぞ！）。若者１人逮捕す

るのにてんやわんやの大騒ぎ！。署で直ぐに聴取する。要領を得ないストーンに

アドバイスするフィッチ。撃たれた距離等からスピーディーは犯人ではないと断定

する。カルバンと兄テレンスが犬猿の仲だった事やさらに多額の保険金がかけられ

ていて受取人は母親とテレンスだったのが判明。逮捕して聴取するも犯行は否定。

犯行時のウラもとれたので釈放する。一方ロングフォードとマハジャンはガイシャ

を嫌っていた男７人を呼んで聴取する。みんな口を揃えて「ゲス野郎」、「クソ

野郎」と罵る始末。フィッチ達はカルバンが出入りしていたクラブへ出向く。そこ

のオーナーのゴートはカルバンに店を一件任せようと思ったが断られたと言う。

だが「ヨ～ヨ～俺は真っ当だぜ、ヨ～ヨ～」とほざく始末。そんなクラブで発砲

事件の一報が入り、アリアナ達は急行する。既にゴートは虫の息だった。店内で

聞くと犯人はテレンスだと言う。ストーンはすぐに逮捕する。フィッチはカルバン

の女友達ショーナに話を聞く。彼女はカルバンの元カノで今の彼氏はいまだにカル

バンに気があるショーナに腹を立ててカルバンを襲ったのを認める。一方ロング

フォードとマハジャンは花嫁介添人のリネットが式で席を外していた時間があった

のでアリバイを聞く。彼女は結婚する花婿と夜の２回戦を何度も堪能していて事件

当日も会っていたが、体調不良の花婿は船から姿を消したと言う。ストーンは逮捕

したショーナの彼氏デレクの件をテレンスに話す。デレクがカルバンを撃って殺害

した。テレンスは犯人がゴートだと思って撃ったのだが間違いだったのだ。うなだ

れるテレンス。一方ロングフォードとマハジャンは美人検視官アビーに話を聞くと

どうやら花婿は浮気相手リネットとの夜の２回戦で興奮し過ぎて、心臓発作で船か

ら転落して死んだのが判明する（どないやねん！）。事件解決後、フィッチはワシ

ントンを見舞う。産まれた自分の赤ちゃんを抱く彼とその美人妻。フィッチはワイン

を渡すとそっけなく帰ってしまう。ワシントンの妻は「あなたの相棒って変な人」と

言うが、TVのニュースを見ると署の前で検事とフィッチが記者会見をしている。そこ

でフィッチは犯人を撃った自分より撃たれたワシントンがヒーローだと力説する。



(今回は・・・）

「土曜ワイド劇場」とか「火曜サスペンス劇場」を見ている雰囲気がしましたね。

淡々と捜査が進むのが逆に新鮮でした。あの不器用な感じのフィッチもいいです。

次回も楽しみです。