シルバーピアニスト、で

検索すれば、60歳から始めたピアノで「ラ・クンパルシーター」など20曲がきけます。

一人ぼっちのアンサンブル「出船」

2009年10月21日 20時33分08秒 | 老いのくりごと


いつも一人ぼっちで多重録音してばかりいるので、たまには皆さんと一緒に演奏したのをアップいたしました。チェロを始めて6ヶ月がたちましたのですこしはチェロの音色らしくなってきたような。いや、まだまだですか?

 
 出 船

今宵出船か お名残り惜しや
暗い波間に 雪が散る
船は見えねど 別れの小唄に
沖じゃ千鳥も 鳴くぞいな

今鳴る汽笛は 出船の合図
無事で着いたら 便りをくりゃれ
暗いさみしい 灯影の下で
涙ながらに 読もうもの

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3 コメント

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鳥のさえずりまで聞こえます (ぶらいあん)
2009-10-22 22:32:57
皆さんと演奏された「出船」は初めて聴きました。
母は聴いたことがあり懐かしいと話しております。
スタジオの録音と違ってライブは緊張感が全く違うことでしょう。
私はあがり症なので、尊敬してしまいます。
チェロの音色を堪能させて頂きました。
上達する過程が残せるのは素晴しいですね。
また聴かせてください
ありがとうございました。
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いつも見て頂き有り難うございます (こやの)
2009-10-23 02:26:31
 水戸にある有料老人ホームのコンサートルームで20人ぐらいの前で演奏いたしました。
 すぐまえに観客がいて緊張しましたが、昔からボランティアで老人ホーム等でハワイアンバンドの演奏をやっていましたので、なれないチェロでもなんとか間違わずに5曲弾くことが出来ました。練習のときよりもよく出来たとピアノの先生に言われて、夢中で練習した甲斐がありました。
 そして、観客もお母様と同じぐらいの年齢なので、一緒に歌ってくれた方もおりましたのでとてもたのしかったです。
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追伸 (こやの)
2009-10-23 03:00:32
 作詞者の勝田香月が19歳のとき、石川啄木を慕って北国に憬れた旅の途中、たまたま訪れた秋田県の能代港で粉雪舞う情景に郷愁を覚え、大館市のわびしい宿で詩想を練ってこの詩を完成したという。これにバイオリニストの杉山長谷夫が大正11年にこの曲を作った。しみじみと胸に沁みこんで来る名曲でバイオリンの開放弦を、実に上手く使って書き上げている。以上
長田暁二編「日本抒情歌全集」より転載させていただきました。
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