ちょっとできてよかった。

心に響いたことを記録してみました。

花暦~カモミール

2023-05-28 21:34:47 | 日記

明日から梅雨入りのような天気予報なので、

さわやか風を記録しておきます。

 

 

庭の鉢植えではヒョロヒョロのカモミールも、

畑で地植えすると、わっさわさに咲いています。

これくらいの群生が似合うなあ・・・

 

 

アブラムシがよくつくカモミール。

昨年、畑にを植えると、てんとう虫がたくさんやってきました。

ついでに他の野菜についたアブラムシも食べてもらえた気がして、

今年、さらにたくさんカモミールを植えてみました。

 

その呼び寄せ効果はあまり感じませんでしたが、

代わりにいろんな種類のハチがやってきて、お役に立てたようです。

 

 

作業の合間に目と鼻を楽しみながら、

雨の前に、今日はジャガイモを掘りました。

 

無農薬で、なかなかの豊作。我が家の1年分、できてよかった。

新じゃが料理、楽しみです。

 

 

うちの家も畑も、日本全国も、

長雨と台風から、無事でありますように。

 

 

ブログを書けてよかった。

 


旅立ち

2023-05-23 21:41:09 | 日記

ムクドリと私の奮闘記 - ちょっとできてよかった。」の後、

ムクドリは、18日の朝に引っ越したようです。

 

あんなに幼かったヒナが、2,3日で飛べるようになったのかわかりませんが、

また落ちているわけでもないから、健やかでいることを祈るばかりです。

 

 

静かになって、花と向き合える時間が、戻ってきました。

 

 

カラーとモンシロチョウについて書こうかな、と思ったら、

2年前にすでに書いていました。

文字にしていないところの違いはあるけれど、

毎年同じように感じて、同じように楽しんでいるのね、私。

 

花暦~カラー - ちょっとできてよかった。

 

 

3月下旬に、庭で鉢植えにしているブロッコリーのネットを取ると、

モンシロチョウがやってきて、卵を産んでいきます。

「ブロッコリー♪ ブロッコリー♪」と言っているように、

とってもうれしそうに飛ぶ姿が見られます。

 

その卵から産まれたアオムシに、むしゃむしゃ食べて片づけてもらいます。

他の虫に食べられて数を減らしつつも、生き残ったアオムシがさなぎになって、

毎年カラーが咲くころに、蝶になることができるようです。

 

世間の畑では害虫扱いですが、うちの庭という範囲では、

アオムシがいると、アシナガバチが巣を作って、

松を食べる虫をアシナガバチが食べてくれるという好循環があるように感じるので、

収穫後のブロッコリーを活用しています。

 

見た目にも、

白い花と白い蝶が、新緑に映えて美しい・・・

 

 

 

モンシロチョウも、孵化後2,3日、庭で羽を十分に乾かして、飛ぶ練習をした後、

旅立っていきました。

 

春のなごりが旅立って、いよいよ夏、という感じです。

 

 

ブログを書けてよかった。

 


ムクドリと私の奮闘記

2023-05-17 21:45:10 | 日記

怒濤のようなゴールデンウイークが終わって、ほっと一息ついて、

その疲れも靴ずれも癒えた頃、また怒濤がやってきました。

 

屋根裏にムクドリが巣を作って、子育て中です。

そこから、ヒナが落ちてきました。

 

こういうとき、獣医さんや都道府県の担当者に連絡すると、「自然のままに」とは、よくある話です。

猫やカラスや蛇が見つければ、彼らのお腹を満たして、命をつなぐでしょう。

 

では、それが人間だったら?

無関心、見て見ぬふり、自分の物にしたい所有欲、助けたい等々、

いろんな気持ちも、それを持つ人間の存在もまた、自然の一部ではないかと思うのです。

 

私は鳥が好きで、鳥らしく生きてほしいと願う人間なので、

そんな人間がヒナを見つけたので、なんとか巣に戻すことにしました。

 

とはいえ、巣は二階の三角屋根の頂点の内側。その下は絶壁。どうしたものか。

 

ヒナは、羽も生え変わっていて、少し飛べそうなくらい育っています。

とりあえず、地面から手の届く高さの木の上に、移動させました。

 

 

1時間くらい様子を見ていても、飛び立ちそうにありません。

巣の手前にある電線まで送り届けたら、飛ぶかな?

 

一階の屋根に上って、物干し竿をその電線に伸ばしてみます。竿は届きました。

が、竿は太すぎて、ツルツルしていて、ヒナの足でつかめません。

 

次に長いもの。9尺の立てすはどう?

うんせ、うんせ、と屋根に運んだけれど、電線に届かない。

 

剪定して乾かしておいた2mくらいの棒は、ヒナが止まりやすい質と太さです。

ヒナを先端にのせて、屋根の端から、棒を持った腕を伸ばして、届いた!

 

でも、ヒナがなかなか電線に移動しません。

親鳥が、ガーガー騒ぎながら、近くで見守っています。

近くに住むスズメ夫婦まで、何事かと見ています。

その中で、「早く移動して・・・」、私の腕がぷるぷるしてきました。

 

すると、ヒナは、巣とは反対方向に飛んで行ってしまいました。

・・・逆・・・

母鳥が後から追いかけて行ったので、あとは任せることにしました。

もう、うちの敷地ではないから、どうすることもできません。

 

母鳥に誘導されて帰ってくるかもしれないし、

茂みに落ちて残念なことになってしまうかもしれない。

考え出したら切りがなくて、また自分を責めてしまいそうになったので、

「精一杯、できることはした」とつぶやいておきました。

 

また、うんせ、うんせ、と立てすを下ろし、片づけて、

「ふー、やれやれ」

 

と思ったら、次の日、またヒナが落ちていました。

また!? おとん、おかん、頼むで~

 

昨日とは違う、もっと幼いヒナで、頭の上にまだ産毛が残っています。

もちろん、飛べそうにありません。

 

うちのにゃんこに見つかると危険なので、洗濯かごに入れて、

ネットで情報収集して、ごはんをあげました。

幸い、畑にはヨトウムシがうようよいるので、いいごはんになりました。

 

 

昨日と同じ方法を試してみましたが、棒の先から落ちてしまいました。

やっぱりまだ全然飛べないようです。

 

庭の松の木に巣箱を設置して、「別宅」で親鳥に子育てしてもらうことにしました。

家にあった材料で、巣箱を作りました。

ノコギリ、ねじ回し、トンカチ、普段使わない筋肉を使って、明日絶対に筋肉痛だろうな。

 

材料は、贈答用梅干しの箱3つ。適当な、短めの釘とねじ。

調べてたら、ムクドリ用の巣は、入口が直径5.5cmだそうで。

丸く切る道具がないので、真ん中の箱の壁を5・5cm切りました。

 

 

出来上がってから、いきなり箱にヒナを入れても、親鳥がそこにヒナがいると認識してもらえるかわからないな、と思ったので、木の入れ物をまず、設置しました。

これも、どう置いたら水平になるのか試行錯誤して、なんとかできました。

 

ヒナをそこに入れると、ヒナが勢いよく鳴いて、木の枝を移動しながら親鳥を呼びます。

ヒナを探していた親鳥は、ほどなくヒナを発見してくれました。

 

よかった、と思ったら、ヒナが巣に向かって飛ぼうとして、地面に落ちてしまいます。

ヒナがじっとしていないなら、「別宅で子育て」作戦は成立しません。

巣箱は、せっかく作ったけど、使い道がなくなってしまいました。

 

再び、どうしたものか。

 

家にある一番長いはしご(祖父作の木製。重い)を、うんせ、うんせ、と運んできましたが、やっぱり1階の高さまでしかありませんでした。

また、うんせ、うんせ、と元の位置に戻しました。

 

そうだ。物干し竿の先に、2mの棒をくくりつけて、巣に戻してみよう。

ひもでは不安定だから、ガムテープでぐるぐる巻きにして。

試してみると、1階の屋根から巣に届く!

 

ヒナを棒の先に乗せて、落とさないように、手を持ち替えるときに揺れないように、

慎重に、慎重に。

物干し竿って結構重い。けれど、ゆっくり、ゆっくり・・・届いた!

 

またヒナがなかなか移動してくれません。怖いものね。

頼む・・・また腕がぷるぷるしてきた・・・

 

そしてついに、ヒナが梁に移動してくれました。

まだおしりが見えていて、そこがどんな構造でどう巣を作っているのかわからないけど、あとは親鳥に任せることにしました。

しばらくするとおしりも見えなくなり、ヒナも落ちてこなくて、巣に戻れたようです。

 

ああ、よかった・・・

疲れた。他のことは、人間のごはんも、そっちのけ。

かわいかったなあ。

けれど、こんな「不幸」は手放したいな、と思いました。

 

 

1回巣から落ちたヒナは、また落ちる可能性があるらしいです。

翌日、母鳥が地面の方を見ながら、ガーガー騒いでいるので、もしや、と思ったら・・・

やっぱり、いた! またまた落ちてた!

 

拾ってみると、昨日と同じくらいの成長度だけど、別のヒナのよう。

顔や毛色が違う。3羽目・・・

 

 

またとりあえず洗濯かごにいれて、余っていたヨトウムシをあげました。

虫をつかんだ箸をもっていくと、ぱくぱく食べてくれます。かわいい。

 

昨日成功した方法を、再び試しました。

けれど、ヒナが巣の手前で飛ぼうとしたり、梁に移動してもまた落ちてきたり、なかなかうまくいきません。

 

雨が降ってきて、日が暮れてきたので、翌日試すことにしました。

風と雨と暗さで、私が屋根に上るのが怖いし。

ごはんは大事なので、雨の中畑に出かけ、ヨトウムシを取りました。

そろそろ虫を見つけるのも難しくなってきました。明日こそ、必ず。

 

と思っていたのですが、翌朝、ヒナは亡くなっていました。

 

野生で生きられない子だったのかもしれません。

野生の動物は、そういう子の世話をしない場合があると、聞いたことがあります。

思い返すと、拾った時からしんどそうでした。写真も。

それでも、一生懸命ごはんを食べて、一生懸命生きようとしていました。

よく頑張ったね・・・

短い間だったけど、かわいい姿に、人間の心はほっこりしたよ。ありがとう。

 

ヒナが亡くなった朝、親鳥が必死に鳴いてヒナを探していました。

その様子には心が痛みました。

半日探して返事がなかったので、残りのヒナの子育てに戻っていきました。

もう大丈夫でしょう。(大丈夫であってほしい。私の願望)

 

そうして、ようやく、怒濤が終わりました。

ブログを書く時間と余裕もできました。

ムクドリ、私、お疲れ様。

 

 

ブログを書けてよかった。

 


花暦~ラナンキュラス

2023-04-27 20:27:36 | 日記

初めて、ラナンキュラスを植えてみました。

 

 

きれいな花が咲いてよかった。

でも、どこかパッと目に飛び込んでくるような印象がありません。

 

切り花にして、家の中で活けてみると、

花の輝きが増して、一気に部屋が明るくなったように感じました。

 

 

育て方を調べてみると、

球根を植える前に「芽出し」の作業があり、

暑いのも寒いのも過湿も乾燥しすぎも、嫌いらしいです。

 

可憐な、わがままなお姫様みたい。

野外で、種をまいたら簡単に咲くビオラやデージーといった「下々」と一緒にしないで。

というような、気高さを感じました。

 

 

ブログを書けてよかった。

 


初いちご

2023-04-21 20:41:02 | 日記

庭の鉢で育てている、無農薬のいちごが収穫できました。

 

ぷりーん♪

 

昨年子株を取るとき、カナブンの幼虫に親株の根を食べられてしまい、

小さな苗が2つ生き残っただけでした。

それでも、大きく育って、たくさん実がつきました。

 

6,7年続いている株をつなげられて、よかった。

今年は気を付けよう。

 

3月、アブラムシだらけになったけれど、

温かくなるまで耐えたら、ヒラタアブさんの幼虫が現れて、

ほとんど食べてくれました。

人間は、時々ハダニがいたら潰すくらいで、成長を見守るだけ。らくちん。

 

農薬を使うと、旨味がなくなってしまうように感じます。

無農薬にすると、それが残って、とってもおいしい!

 

これから楽しみです。

 

 

ブログを書けてよかった。