さて。さて。さて。
畑と庭作業の一つとして、剪定の時期がやってまいりました。
最初は、庭の黒松から。
植木屋さんに頼まず、自分でするようになって、4年目です。
テレビで、70歳代のおばあちゃんが、松にひょいひょいと登って、
「松は折れないのよ」と言って、ちょんちょんと剪定していたのを見て、
自分でできることを知ったのが始まりです。
それからインターネットや本で剪定の仕方を調べて、
私も木に登って切ることにしました。
さすがに私の体重○○㎏には、枝が「みしっ」と言ったので、
なるべく幹から離れないようにしています。
(テレビのおばあちゃんは、小さくて細かった・・・)
松は、近所の新築の家に植えられるのを見たことがありません。
時間とお金がかかるからかな。
松竹梅という言葉は有名だけど、そんな遠くなりつつある存在かもしれません。
我が家も、植えた祖父が亡くなった時、
親が「切ってしまおうか」と言ったこともありました。
でも、猫を飼ってから、猫が木登りを楽しめるようになって、存在価値が復活しました。
最近では、松葉茶が健康にいいと知り、作りたい放題だと、
むしろ大事なものになりました。
自分で剪定するようになってから、
公園や庭園に行くと、どんなふうに手入れされているかを見るようになりました。
これは、数年前に行った京都の修学院離宮で。
松1本にこの人手。
しかも、「ええ松やわ~」。
うちの松とは、葉っぱの開き具合が全然違います。
素人なので作業はゆっくりだし、疲れそうな手前でやめることにしているから、
少しずつ、少しずつで、とっても時間がかかります。
「もうちょっと」とついつい頑張ってしまうから、
無理しない範囲で動く、無理しない範囲でやめるレッスンにもしています。
全ての木の剪定を終えるまで、約半年かかるので、
「さて。」とちょっと気合いを入れてみました。
ブログを書けてよかった。