今日の神戸市会予算特別委員会 第二分科会(環境局)で、会派を代表して質疑を行いました。
私の質問内容を掲載します。
環境局長の答弁は、正確を期すため議事録が出るまで報告は追ってします。
民主こうべの大井でございます。よろしくお願いします。
早速ですが、質疑に入ります。一問一答形式でお願いします。
1)ガラス瓶のリサイクルについてお伺いします。
「ガラスびん3R促進協議会は、『ガラスびんの再商品化量拡大に当たっては、とにかくびんが割れていない状態で人手での色選別をすることが大事』と言われています。
また、ガラスびん3R促進協議会から、『市民が排出した(びん、缶、PETボトルの入ったビニール袋)から、どれだけガラスびんの再商品化ができるか、実証実験を実施したい』という提案が出ていると聞くが、これに対して、環境局として、今回の予算でどのように取り組まれるお考えか。お伺いします。簡潔にご答弁願います。
2)一昨年9月の定例市会の私の代表質疑で久元市長から「市民の皆さんが本当に手間暇をかけて瓶を分別して,ほかの缶やペットボトルと同じですけれども,出していただいているが、この再資源化率ではなかなか市民の皆さんにはうまく説明ができにくい状況にあるということは,率直にそのとおりだというふうに思います。(中略)まずはどういうような方向が適当なのか,そして可能なのかということにつきまして,いま少しお時間をいただきながら検討させていただきたいというふうに思います。」と、2014年の9月に市長から答弁をいただきました。
また、玉田副市長から「24年度の瓶の資源化量は、210トン」との答弁をいただきましたが、今回の神戸市環境マスタープラン(環境基本計画)では、瓶の資源化量がはっきりと記載されています。これは前進と思いましたが、25年度の瓶の資源化量は、192トン。26年度が、322トン。と報告されています。
神戸市の瓶の資源化量は、25年度で、年間神戸市民一人当たりの資源化量は、140グラムで、年間資源化量はリポビタンD一本分でありました。26年度で、年間神戸市民一人当たりの資源化量は、215グラム。年間ワインの瓶の半分しかリサイクルに回されていないということが、報告から読み取れます。
このことについて、局長のご見解をお伺いします。
3)25,26年度の瓶の回収量は何トンですか。お伺いします。
26年の瓶の回収量、1万1000トン
(3-2)1万1000トンを神戸市民150万人で割り、ビール瓶の重さ600グラムで割ると、神戸市民一人当たり、ビール瓶12.2本、月一本出しておられるわけです。一世帯月ビール瓶4~5本毎月出していただいていることになります。
回収量が1万1000トン、資源化量が322トン、差し引き1万600トンが埋め立てに回されている。このことに関しご見解をお伺いします。
4)神戸市と人口がほぼ同じ、147万人の政令指定都市:神奈川県川崎市では、 「びん単独コンテナ収集」で、H26年度は1人当たりの平均再商品化量:6.95kg、年間約1万トンのガラスびん再商品化を実現しており、人口約150万人の都市としては非常に高いレベルとなっています。
川崎市が高いレベルにあるのは、H11年に分別収集を開始するにあたり、市民等の要望も踏まえ、より一層の3Rに取り組むことを目的として、パッカー車両ではなく、空きびんを割らないで収集する方法として、コンテナ容器による収集方法となったことが大きい。と報告されています。このことについて、ご見解をお伺いします。
5)一昨年の質疑で、久元市長は、市民の間で3種混合にて、ごみを出していただくという,こういう習慣が定着しておりますので,瓶を単独で出していただくということにつきましては,やはり市民の皆さんの理解が得られるのかどうか,モデル的にやったらどうかという御提言もいただきましたけれども,まずそこが1つの鍵になるのではないかと思います。
それから,瓶だけを分別いたしましたときに,収集体制も変更しなければいけませんから,そういう面での検討も必要になろうかと思いますので,今,大井議員から種々この点につきまして具体的な改善方法の提言もいただきましたので,そういう御提言も参考にさせていただきながら,いま少しお時間を頂戴したいというふうに思います。との、市長の答弁から一年半経ちました。環境局で検討した中身についてご披露願いますか。お伺いします。
6)空き瓶をリサイクルすることのメリット 釈迦に説法かもしれないが・・・。
第一に、けい砂・石灰石・ソーダ灰など、ガラスびんの主原料となる貴重な天然資源が節約できること。
さらに、ガラスびん工場で原料を溶解炉で溶かす時間が短縮でき、重油の使用量を削減できます。一般に、全ガラス量に対するカレットの使用比率を10%増加させると、ガラス溶解に必要なエネルギーを約2.5%削減できます(日本ガラスびん協会資料より)。また、ガラスびん工場での省エネルギーが実現することにより、エネルギー起因の二酸化炭素CO2排出量も削減できるのと、原料であるソーダ灰や石灰石は溶解時にCO2が発生するので、それらの原料起因のCO2排出量も削減でき、地球温暖化の防止対策にもつながります。
瓶をリサイクルすることで、環境破壊から守るということで神戸市民の皆さんは、丁寧に瓶を洗ってリサイクルに協力していただいているのに、神戸市は、その市民の思いを踏みにじるがごとく、回収した瓶の大半を埋め立てに回しているということは、これは神戸市環境モデル都市アクションプランとかを打ち出している神戸市にとって、大問題ではないか。市民への裏切りではないでしょうか。ご見解をお伺いします。
7)びんの資源化量が増えない原因の1つが「缶・びん・ペットボトル」を混合して収集していることにある。びんを割らずに収集するため、びんの単独回収を導入すべきではないか。
川崎市では、コンテナを利用し、びんの分別収集を実施している。路上ステーションであっても、収集日には、近隣住民がかごのようなコンテナを設置し、回収に当たっているとのことである。市でも、同じような手法でコンテナを設置し、回収することは可能ではないか。
8)同様に、収集から資源化への過程で、パッカー車に詰め込んでピットで高所から落としていることが、資源化量が増えない原因であると考える。びんを割らずに収集・資源化する仕組みを検討する必要があると考えるがどうか。
また、手選別の強化や、資源リサイクルセンターに精度の高い選別機等を導入することはできないのか。
川崎市などでは、パッカー車ではなく、平ボディ車での収集を行っている。平ボディ車を導入して回収すべきではないか。
(最後要望)今回の予算審議で、瓶のリサイクルは、十分でないと感じましたので、早急に市民の皆さんに説明のつくよう、瓶のリサイクル体制をガラス瓶3R促進協議会の皆さんやガラス業界の皆さんなどとも協議していただき、他都市の先進事例を参考に瓶の資源化率・100%を一刻も早く達成できるよう取り組んでいただきたい。
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