日々是好日

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いまさらながらに八方池

2014年02月25日 | 旅行記

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昨年夏、ぽっかり空いた1日、金沢からの日帰りバスツアーを利用して後立山連邦唐沢岳の尾根いわゆる八方尾根の八方池に行ってきました。
好天にもかかわらず、白馬三山も不帰の剣も五竜岳も鹿島槍も頂はすべて雲の中でした。
冬はいざしらず、夏の八方尾根は30年あまり前の五竜から唐沢岳の縦走時の下山以来でしたが、こんなに高山植物が豊富だったかなという印象を受けました。Dsc_0122_2

雲が多かったのですが、それはそれで見どころの多い旅となりました。Dsc_0128_2


トルコ周遊

2012年06月24日 | 旅行記
6月3日から10日まで8日間トルコを一人旅してきました。といっても旅行会社のツアーに1人で参加したということですが。
なんでトルコかといいますと、洋の東西を問わず昔から古代史が好きで、その類の本はよく読んでいるのですが、そうするとどんな時代でも、必ずトルコがその舞台の1つになっているということがありました。
ギリシャ神話の時代、アレクサンダー大王の大遠征、古代ローマ、はてはモンゴルの征西からチムールの中央アジアでの活躍、オスマントルコの地中海世界の制覇と思い浮かべてみればキリがありません。
今回はそんななか、トルコ航空の直行便でイスタンブールまで飛び、そこからダーダネルス海峡を渡ってアジアへ、トロイの遺跡、次いでエーゲ海沿いにエフェソスの遺跡へ、パムッカレで石灰棚を歩いてヒエラポリス遺跡を巡り、セルジュークトルコの古都コンヤからカッパドキアの奇岩群を見学してカイセリから空路イスタンブールにもどり、市内の歴史遺産を訪れ、アジアとヨーロッパの境のもう一つの海峡ボスフォラスをクルーズして旅を締めくくるという8日間約3000km、私の中では4000年の時空を超えた旅でもありました。
夢の中の8日間というくらいの感動の日々でした。本の中の舞台が、毎日目の前に現れるのです、そのうえ天候にも恵まれ青い空と青い海、大理石の白、赤茶色の屋根、銀色に光るモスク(トルコではジャーミィ)のドームに尖塔、感動しないわけがないじゃないですか。

いまだ夢冷めやらぬ現在、図書館で大量に仕込んできたトルコ関連書物を読みながら、旅の道程を再びたどりつつ、もう1度絶対に行こうという考えがふつふつと湧き上がってきています。

シリアによるトルコ軍機の撃墜というニュースが飛び込んできた今、そういえば空港には軍用機がずらりと並んでいたりしたのが思い出され、あらためて、トルコは混乱が続く中東の一角に存在する国ということを確認させられているが、これ以上に紛争には巻き込まれないように祈る思いです。