とうとう雪が金沢にもきました。沖縄にまで降ったのですから当然と言えば当然ですが、最近の冬はその雪が金沢では当然ではなくなっています。あまりにも降らないので、娘は車のタイヤを冬用スタッドレスに履き替えずに今年の冬を乗り切ろうと目論でいたくらいです。なにしろガソリンスタンドで1回交換すると4000円かかるんです。冬替えると春またノーマルタイヤに戻さねばならず、また4000円。ということで今年はこのまま行けるところまで行き、うまくいけば春にたどり着けるのではという計算でした。ところがこの大寒波。
朝になって車が出せず、私自身がやっとの思いで自分で交換していた私の車で出勤となりました。おかげで私は車なし、どこへいくにも雪のなか歩きになりましたが、日ごろの運動不足を歩いて解消しようと務めはじめた身には有難いです。くそっ!
ところがところが、26日には24,25日の暴風雪が嘘のように晴れ上がりました。折よく午前中の仕事がなくなりましたので、ご近所の兼六園・金沢城公園に雪見としゃれ込みました。もちろん歩いて行きましたよ。雪でじっと家の中に閉じ込められて毎日を過ごし、ようやく訪れた春に満を持して外に出るといった雪国の冬を、三日間で体験するがごとくで、とても家の中でパソコンに向かっている場合ではありませんでした。掲載しました写真にありますように全くの青空、風もなく絶好のお散歩日和、休日でもありませんので観光客もまばらで、思う存分に撮った写真が300枚。選りすぐりの3枚をアップしました。
公園もお城も白銀に輝いていました。足元の雪はまだまだ深かったのですが、朝から晴れ上がりましたので樹上の雪はほとんど消えており、兼六園を代表する景観の雪吊も雪のない姿でしたが、青空を背景にくっきりと浮かび上がってそれはそれで見応えがありました。石垣の博物館といわれているお城の石垣に雪が張り付き、海鼠(なまこ)塀の黒さと白壁の文字通りの白、空の澄み渡った青、対照の妙とでもいうのかとにかく一冬に一度あるかないかの光景を満喫しました。
今回も外国人観光客の姿、特にアジア系、言葉から察するに中国・台湾の人たちを多く見かけました。北陸新幹線開業以来金沢の町は大いに賑わっていますが、国の内外を問わず本当に色々な処から観光に来られています。飲食店の賑わいも半端ではなく、和食のお店など常連さんが断られるという話もよく聞きますし、現に今年の我が町会の新年会もお店の確保に難渋したというくらいです。
夕食時、幻の名酒ともいわる越乃寒梅、わが家では本当に幻なのですが、その焼酎をいただきました。私たちの加賀の国にも美味しい名酒は多いのですが、焼酎はあまり聞きません。十年古酒乙焼酎が正確な名称ですが、10年熟成のアルコール度数43度、極めて僅かな量で長期貯蔵しているため、極限定商品となっているというその本当に貴重なお酒を、温い燗で、これまた贅沢にも冬の日本海のお魚を肴に味わいました。
そんなにお酒の味がわかるということもないのですが、辛口の中にもほんのり甘さを感じ、くせもなく滑らかな口当たりなのでひとりでに杯を重ねてしまいます。女房にそんなに一気に飲むのはもったいないといわれて、我に返って杯を置きましたが、本当に美味しい。
午後からの一仕事を終えた後の、これまた至福の時でありました。
朝になって車が出せず、私自身がやっとの思いで自分で交換していた私の車で出勤となりました。おかげで私は車なし、どこへいくにも雪のなか歩きになりましたが、日ごろの運動不足を歩いて解消しようと務めはじめた身には有難いです。くそっ!
ところがところが、26日には24,25日の暴風雪が嘘のように晴れ上がりました。折よく午前中の仕事がなくなりましたので、ご近所の兼六園・金沢城公園に雪見としゃれ込みました。もちろん歩いて行きましたよ。雪でじっと家の中に閉じ込められて毎日を過ごし、ようやく訪れた春に満を持して外に出るといった雪国の冬を、三日間で体験するがごとくで、とても家の中でパソコンに向かっている場合ではありませんでした。掲載しました写真にありますように全くの青空、風もなく絶好のお散歩日和、休日でもありませんので観光客もまばらで、思う存分に撮った写真が300枚。選りすぐりの3枚をアップしました。
公園もお城も白銀に輝いていました。足元の雪はまだまだ深かったのですが、朝から晴れ上がりましたので樹上の雪はほとんど消えており、兼六園を代表する景観の雪吊も雪のない姿でしたが、青空を背景にくっきりと浮かび上がってそれはそれで見応えがありました。石垣の博物館といわれているお城の石垣に雪が張り付き、海鼠(なまこ)塀の黒さと白壁の文字通りの白、空の澄み渡った青、対照の妙とでもいうのかとにかく一冬に一度あるかないかの光景を満喫しました。
今回も外国人観光客の姿、特にアジア系、言葉から察するに中国・台湾の人たちを多く見かけました。北陸新幹線開業以来金沢の町は大いに賑わっていますが、国の内外を問わず本当に色々な処から観光に来られています。飲食店の賑わいも半端ではなく、和食のお店など常連さんが断られるという話もよく聞きますし、現に今年の我が町会の新年会もお店の確保に難渋したというくらいです。
夕食時、幻の名酒ともいわる越乃寒梅、わが家では本当に幻なのですが、その焼酎をいただきました。私たちの加賀の国にも美味しい名酒は多いのですが、焼酎はあまり聞きません。十年古酒乙焼酎が正確な名称ですが、10年熟成のアルコール度数43度、極めて僅かな量で長期貯蔵しているため、極限定商品となっているというその本当に貴重なお酒を、温い燗で、これまた贅沢にも冬の日本海のお魚を肴に味わいました。
そんなにお酒の味がわかるということもないのですが、辛口の中にもほんのり甘さを感じ、くせもなく滑らかな口当たりなのでひとりでに杯を重ねてしまいます。女房にそんなに一気に飲むのはもったいないといわれて、我に返って杯を置きましたが、本当に美味しい。
午後からの一仕事を終えた後の、これまた至福の時でありました。