夏真っ盛り、2日は久しぶりに立山に、北日本観光の日帰りバスツアーで金沢から登山に出かけました。
麓の富山地方鉄道立山駅までは車で往復し、ケーブルカー、バスを乗り継いで室堂までがいつものコースなのですが、最近はバスツアーの便利さと手ごろなお値段に目覚めましたので、今回もそれを利用させてもらいました。
朝起きてお天気を見てからということができませんが、夏のこの時期、まず雨に降られることはなかろうと思って申し込んでおりましたが大正解でした。
多少の雲はありましたが、立山自体も、遠くの槍・穂高をはじめとした北ア南部の山々もくっきりと望むことができました。
夏休み中の8月前半の日曜日は、地元富山の中学生が学校単位で大挙立山を目指すと聞いておりましたし、北陸新幹線開業の影響もあって、雄山や大汝山には列をなすのではと思い、今回はお隣の室堂山、浄土山から竜王岳を縦走のつもりででかけました。雄山・大汝山は何回も登っていますし。
思った通り、主峰方面は結構な渋滞だったということで思惑どおりでしたが、わたくし自身の体力的な衰えはまったくの計算違いでした。あまりの好天で、撮りたいアングルが多くて撮影に時間がかかり過ぎたこともありますが、縦走はできずに、ただ室堂山展望台まで往復してきただけに終わりました。
それでも、青空の中、立山・剣、大日連邦、槍・穂高、薬師、黒部五郎や水晶岳と、バスツアーのサービスのお弁当をいただきながら眺めていると、山はやっぱりいいなーという月並みな感想が浮かびました。あの中のいくつかの山は、昔、登ったなー、今はもう無理かもなーという哀しい思いも頭をよぎりました。
ということで、今回は、日頃の不摂生を痛感させられた山行きともなってしまいました。
でもまー、一日たって、こうして撮ってきた写真を整理していますと、またすぐにでも行きたいという気持ちがふつふつと湧いてきています。
体を鍛えなおしてという前提がつくのは仕方がないところだとは自覚しておりますが、もうすこしまともな山登りに挑戦しなきゃとあらためて思っています。