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ラグビー観戦(同志社ー慶応)

2016年06月13日 | 日記
 6/12は第99回目という国内最古の大学ラグビー定期戦・同志社対慶応を観戦というか応援に金沢市西部緑地公園陸上競技場に行ってきました。
 我が母校同志社大学のラグビー部は、関西の強豪・古豪と必ず枕詞のつく、大学選手権3連覇を含む4回の優勝を誇る文字通りの強豪なのです。ところがここのところ、30年ばかしは決勝への進出もかなわぬ、それどころか関西リーグにおいても入れ替え戦まで経験するという、強豪だったという言われ方までされても甘んじて受けねばならない状況に陥っておりました。練習に取り組む姿勢が甘いのではといった批判も時々耳にしていました。
 しかししかし、そんな部外者の無責任な声を跳ね返して昨年は8年ぶりに関西リーグ優勝を勝ち取ってくれました。毎年どんなに前評判が芳しくなくても、春の定期戦などで関東強豪校に信じられない点差で大敗しようと、関西はもちろん全国大学選手権でも優勝してくれるのではという期待を持ち続けてきました私にも、ひさしぶりに感動をもたらせてくれました。
 慶応大学に素晴らしいラグビーで快勝した昨季の大学選手権は、さらに期待が膨らみましたが、残念ながらあと一歩のところで準決勝進出はならず、あとは今年以降に持ち越しとなっていました。そして今年春シーズン、明治にはほんのすこし届きませんでしたが早稲田、釜石を大差で撃破、まさか我が金沢で組まれるなんて思いもしなかった対慶応定期戦です。どんなラグビーを見せてくれて、そして勝ってくれるのか、期待に胸をふくらませて30度を超えるというなか競技場に行ってきました。
 結果は22-28で敗戦。残念ではありましたが失望はありません。すごく意欲的にやりたいことに取り組んで練習しているのが伝わってくる戦いぶりでした。トライ数は4個の同数、コンバージョンキックが慶応はすべて成功、同志社は1個のみ。その差で負けましたが、慶応の4個はすべてど真ん中、同志社はすべて両端、入れば御の字の場所でした。このことから私はむしろ同志社のは戦術的に獲ったトライのように、慶応の得点には偶発性を感じました。
 FWも負けていたし、もっと大差での敗戦もあったという論調の多かったネットの書き込には、いったいどういう風に見たらそう見えるのか不思議です。FW戦もむしろ勝っていたと私には見えました。今は失敗を恐れず完成目指して挑戦し続けている最中で、選手たちは結構戦い方に自信を持っているのではと思いました。秋にはきっと逆転していると確信しています。
 やって楽しく、見て楽しく、そして勝つ!が同志社の目指すラグビーと聞いていますが、本日は私には、本当に「見て楽しいラグビー」でした。
同志社ラグビー部の皆様、秋には、楽しくやって、そして勝ってください。期待しています。