さねとうあきら原作、語り芝居「青と緑と茶色のおはなし」公演を鑑賞。旧友が出演するというので、再会も兼ねて王子小劇場へ。演目は、「猿聟ばなし」「どろんこぼっこ」「念仏三昧」の3話。「猿聟」は、昔話をアレンジしたもので、3人娘は登場せず、末娘も炭俵を運ぶミネとして登場、猿の辞世の歌はないが、その代わり流人(!?)が登場。猿のイメージと重層化される。猿聟への殺意と言うのは、小松和彦氏のテーマともなった。
役者には青年座研究所出身者もいて、如何にも青年座との印象。3話とも子供向けとは言えない重いテーマを演じていた。
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