1月5日に小学生と中学生を対象とした新春初叩き講座を開催しました
今回は組太鼓を中心の練習で、普段の練習よりちょっぴり濃い内容です。
前半の部
前半は小学1年生~3年生、11人が参加してくれました。
まずは新年の抱負を一人ずつ話をしてもらいます
いつもよりも念入りにストレッチをしてから、基礎打ちでウォーミングアップ
どどんがドンのフォームの見直しです。
慣れてきた分フォームが乱れがちになってきているので、腕の伸ばし方やバチの動かし方を改めて確認しました。
続いて組太鼓の基礎練習。左右の腕の上がり方を揃えて、同じ強さの音が出るように気をつけながら叩きます。二人組になってお互いに腕の上がり方をチェック
少し意識をするだけで、いい音で叩けるようになりました
今度は円になってまずは先生が叩いたリズムを真似します。ここまではまだみんな余裕です。
では、自分でリズムを考えてみましょう。4拍分のリズムを考えて、他のみんなで真似します。リズムを考えるのも、リズムを聞き取るのも真剣
全員が自分なりのリズムを考えることができました。
練習の終わりには正座をして目を閉じて精神統一
普段は元気いっぱいの子供達ですが、誰一人動かずにいられました
後半の部
後半の部は小学4年生~中学生の8名が参加してくれました。
前半の部と同じようにまずは新年の抱負の発表から
ストレッチの後に基礎打ちのフォーム確認。体重をかけて「打ち込む」ことも意識します。
その後ドラえもん音頭を一曲叩きました。久しぶりの演目ですが、みんな振り付けもちゃんと覚えています
続いて組太鼓の基礎練習。左右の強さを同じにすることと、腕の力ではなくバチと腕の重さを利用して打ち込む感覚を覚えていきます。
高学年になってくると背も伸びてくるので、腰をしっかり落とすことも大事になってきますね。
次に前半の部と同じように円になってリズムを真似していきます。先生のお手本を真似るのは簡単すぎたかな?
今度は自分でリズムを考えていきます。高学年なので、少し長めの8拍分。大人が思っているよりも複雑なリズムを考えてくれる子も多くいました。今までの練習での体験の積み重ねが力になっていることを感じます
リクエストがあったのでロックソーランを。鐘で拍子を取らなくても曲にちゃんとあっています。叩くことだけに集中するのではなく、きちんと曲を聴きながら演奏できるような実力がついてることに驚きました。
高学年は一番新しい曲の「薫風」の練習をしました。初めて演奏する子もいましたが、見よう見まねでどんどん叩けるようになります。胴打ちは腰をしっかりと降ろして。地打ちや裏打ちが入ってきた時には戸惑っていましたが、何回か繰り返すうちにつられてしまうことも少なくなりました。
最後は正座をして精神統一。凛とした姿はさすがに高学年です。頼もしさが備わってきました。子供会員のリーダー格として、期待してますよ
普段の練習では人数も多く、一人一人を丁寧に見ていくことが難しいのですが、今回改めて子供達の成長を感じることができました。なにより「太鼓が楽しい
」という気持ちが溢れてて、鼓春の立ち上げ時から関わってきた私は感慨深いものがありました
太鼓を好きになってくれて、嬉しいです。
大人会員さん、負けていられませんよ
まずは太鼓を楽しんで。自然に笑顔が出るように頑張っていきましょう
うち記