東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

オビトンボと仲良くなろう

2024年06月11日 | トンボ
田んぼの生きもの調べの後、少し休憩をとって、午後は単独で虫探しを楽しんだ。
剪定されたコナラの切り口から樹液が出ている場所をチェックするとハナムグリの仲間が観られた。

シロテンハナムグリ、リュウキュウツヤハナムグリ

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor ED 300mm F4D

リュウキュウツヤハナムグリ、ナミハナムグリ

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor ED 300mm F4D
他のグリーンタイプよりも強めにひかり輝く新成虫のリュウキュウツヤを発見。
下にいる小型の個体がナミハナムグリ。樹液場も賑わい初めているのでこの先もチェックが楽しみ。
この切り口にはヤマトタマムシが産卵に来るかもしれない。

アキアカネ 雌(未成熟)

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
田んぼの周りをチェックすると羽化後のアキアカネが静止していた。
でも何故かヤンマの様にぶら下がり静止...羽化した途端に28℃!避暑地へ向かう前から暑いんだ。

なんとなく大根の花が満開に咲く畑に目を向けると、橙色のトンボが見えた。それは...

コフキトンボ 雌(オビトンボ型)

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
水辺に隣接した草はらや畑はトンボのエサ場。トンボ映えするヘラオオバコに静止した所に広角レンズでそっと近寄る。斜め下からのアングルで空を背景にオビトンボの姿を明確にさせながら、樹木、大根の花畑も背景に活かして撮影。かなり落ち着いた性格の良い子だったので、この指とまれ!に挑戦。

すると...

指に止まるオビトンボ

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED

前脚で小虫を空中キャッチする場面(ピンぼけ)

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
どんなトンボでも習性や個体の性格を知れば、きっと仲良くなれるはず。
大根畑に足跡を沢山つけてしまった。長野さん、ごめんなさい...

撮影日6月8日


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