久しぶりの中流域

そろそろオナガサナエやハグロトンボが最盛期に入っている頃であろうと、行き慣れた河川中流域に訪れ、川中を歩きながらトンボを探した。

ホンサナエやアオサナエを撮影しに訪れた時と比較すると、増水による地形の変化が見られ、その影響によるものか？群れているはずのハグロトンボにテリトリーを張るコオニヤンマの姿も例年に比べ少ない様子。

そんな最中、お決まりの場所にテリトリーを張るオナガサナエの姿を見つけたので魚眼レンズで近寄った。

オナガサナエ ♂

真夏の中流域を代表するサナエトンボの仲間。オスは蟹バサミのような腹部先端部に長い付属器を持つのが独特的。
石の上に静止し縄張りを占有するオスは広角接写のスキルを身につけられる格好のターゲット。
しかし、あまりしつこく追い回していると水浴びを見せ空高く飛び去ってしまうので深追いは厳禁。

全てD300S+Sigma 15mm F2.8 EX DG Diagonal Fisheye

撮影日：７月２８日

撮影地：東京都多摩川水系中流域