東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

蝉しぐれ 3

2014年08月21日 | セミ
ミンミンゼ

D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
沿岸部ではアブラゼミよりも生息数は少なく、耳にする音の数は住宅地の方が多い。
その事から内陸部をより好んでいる様子にある。
団地によって半日陰となっている桜並木では、毎年8月に入るとミンミンゼミが大合唱。毎朝ミンミンシャワー浴びながら通勤中。

クマゼミ

D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
トンボ撮影に訪れている多摩西部の河川林にて、毎年、少数ながらその音を耳にしている事から、西多摩でも定着している様子にある。
都内での生息数は圧倒的に沿岸部が多く、南面林では早朝から午前中にかけて大合唱。
音、胴体ともにボリュームのあるセミ。


クマゼミ ♂ (老熟個体)

D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
他のセミよりも高所を好む習性をもつため、狙って個体数の多いエリアに訪れても、撮影距離には程遠い高枝先で鳴く姿を見上げながら観察するだけとなる日も少なくはない。
しかし、ごく稀に目線の高さに静止してくれている個体もいるので、毎年そういった個体を探すのが楽しみだ。


D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
娘はだいぶセミ捕りが上手くなってきたご様子。只今、ツクツクボウシをゲットするために修行中だとか。他のセミよりも小型なので難しいみたい。

撮影日:8月13日、16日

撮影地:東京都沿岸部


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