東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

蛾に魅せられて

2014年02月26日 | 
生態園内にある樹木をひとつひとつ丁寧に見て廻ると、人知れずイヌシデの樹皮に静止する三角形の蛾を発見。

シロフフユエダシャク

D700+COSINA Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZF.2+Sigma Electronic Flash Macro EM-140 DG
樹皮に似た擬態柄で外敵の目をあざむく魅力的な蛾だ。僕はこの蛾を見るたびに絨毯や柄物のジャケットを彷彿させられてしまう。
今回はイヌシデの樹皮との違和感から、すんなりと見つけることができたものの、これがコナラやクヌギの樹皮に静止していたら、おそらく発見できなかったに違いない。


D300S+AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
こちらは園路の柵で見つけたフユシャクのメス。おそらくウスバフユシャクではないかと思うのだが、老熟度合いにより同定できず。

マイマイガの卵塊

D700+COSINA Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZF.2

東京港から船舶を経由して海外へ侵入する恐れがあり重大な森林害虫とされているため、ただいま臨海地区ではマイマイガの卵塊駆除作業を実施中との事。
その駆除作業者の中に若手トンボ研究者である横倉君が参入している模様。この画像を参考、手掛かりにしてくれればと思う。

撮影日:2月22日

撮影地:都立東京港野鳥公園


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