東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

Everybody Loves The Sunshine

2011年11月17日 | カマキリ
日曜日も朝から晴天となり、午前中から草地のフィールドへと訪れた。
この時期の昆虫たちは気温の低下する朝晩の寒さに耐えながら過ごしている為、晴れた日の気温の上昇する日中は寒さによって奪われた体力を回復させようと陽当たりの良い場所で暖かい陽射しを浴びている姿が多くみられる。

オオカマキリ ♀

D300s+Sigma 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro...17mmにて
腹部をみるとすでに産卵を終えた個体。そろそろ産卵期も終盤になり、お腹ペッタンコの個体が多くなってきた。
エサとなる昆虫も少なくなる季節であり、産卵を終えた個体は食欲よりも日光浴といった感じに見受けられる。

コカマキリ ♀

D300s+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
今年はコカマキリの幼虫を撮影したいと思い、幼虫期もこの場所で陽射しを浴びているのではないかと、その頃、何度か晴天の日に訪れて探してみたものの見つからかった。ここでこうして日光浴している姿はこの時期ならではの光景のようだ。

ハラビロカマキリ ♀(褐色型)

D300s+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
ヤブガラシの葉の上で日光浴をしていたので撮影しようと近寄った途端、葉の裏側へと身を潜めてしまった!この時期にしては元気な個体。
マクロレンズで撮影したものの逆光の葉裏と言った条件の撮影であった為、被写体が暗くなりパッとしない感じになってしまった。
このような場合はストロボを焚いて日中シンクロ撮影でもよいが、どうせストロボを焚くならと魚露目8号のシステムを取り出して撮影した。

上と同じ個体

D80+Sigma Mini Zoom Macro 28-80mm F3.5-5.6 Aspherical+GYOROME-8+Sigma Electronic Flash Macro EM-140 DG
このような位置条件の撮影に相応しく、よりリアルな雰囲気を醸し出してくれるのが魚露目8号のシステムである。

撮影日:11月13日

撮影地:東京都区内


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