東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

4時間後

2022年11月02日 | トンボ
アカトンボの寝姿を撮影した後、自販機にコーヒーを買いに行ったり、クロコノマチョウを探したり、別の場所に入ってみたりして、活動時間を待った。そんな中、ふと、ピンク色の小花の群落を見ると、そこには...

オツネントンボ ♀

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
枯れた植物に体色が似ているので、いつも枯れ草にまぎれている事が多く、こうした場所に静止している場面を見ると新鮮に感じる。このピンク色の小花、ミゾソバとは違う気がしたので調べてみるとアキノウナギツカミだった。オツネントンボはこのまま成虫越冬なので、冬場、何処に身を隠しているのか、探す楽しさを教えてくれる。アカトンボの寝姿を撮影してから4時間が経過。気温も上昇しそろそろ活動時間かと思い、ポイントに入ってみた。すると...

ミヤマアカネ(交尾)

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

ミヤマアカネ(連結飛翔)

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED

ミヤマアカネ(連結産卵)

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED

ミヤマアカネ ♀(単独産卵)

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
ミヤマアカネが好む産卵場所は明るく開けた浅い小川。

ミヤマアカネ ♂(帽子トラップ)

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
これからの時期のアカトンボは、明るく目立つ単調色の場所に静止して、
暖をとる姿が多く見られるので、その習性を利用して楽しむことも出来る。

マユタテアカネ(連結産卵)

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
マユタテアカネの産卵場所は林に囲まれた小川と池。ミヤマアカネもマユタテアカネも直接、
水では無く水辺の縁をより好んで産卵している様子にある。

マユタテアカネ(連結産卵)

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
この時期のアカトンボの活動時間は正午前後に集中。アカトンボの産卵が終わる時刻を迎えると、
午後からは晩秋のヤンマとして名高い、カトリヤンマが出現するポイントへ向かった.........

撮影日:10月23日


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