東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

キモイ系

2011年11月07日 | 
このところ週末になると何故か冴えない空模様になってしまいガッカリさせられる。サンデーネイチャーカメラマンの辛いところ。秋晴れの青空をバックに撮影したいのだが、残念ながらその願いも叶わず曇り空の中フィールドへと向かった。
虫の目レンズで定評の魚露目8号を使用してカマキリの撮影を楽しもうと向かった先はクズの群落地。しかし、カマキリを探すも目につく場所へと出ている個体は皆無。
ならば曇り空でも見られる可能性のある花の咲く場所へ移動しようと思っていると、大きな緑色の幼虫がクズの葉についているのを発見したので早速撮影開始。

トビイロスズメ(幼虫)

D300s+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

別の個体

D80+Sigma MINI ZOOM MACRO 28-80mm F3.5-5.6 ASPHERICAL+魚露目8号+Sigma ELECTRONIC FLASH MACRO EM-140 DG
行く先々の草地で頻繁に見かけるこの幼虫。食草はマメ科の植物。黄緑色の体色に白いラインが入り、しっぽのような尾角が特徴的。見た目はキモイ系。体に触れてみるとザラザラとした体表で意外にも固かった。このまま幼虫の姿で土中に潜り込み越冬するようである。

撮影日:11月3日(文化の日)

撮影地:東京都区内


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