東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

日光浴と摂食

2022年05月17日 | トンボ
ヤマサナエ ♂(未成熟)

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

ヤマサナエ ♀(未成熟)

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
ファインダーを覗きながら静止しているトンボを観察していると、こちらの様子が気になるのか?
複眼を動かす事が良くあるので、その瞬間を狙ってみるのもまた楽しい。

ヤマサナエ ♂(未成熟)

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
カワゲラの仲間を摂食中。

カワゲラの仲間

Nikon D800E+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

ヤマサナエ ♀(成熟)

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
ヒゲナガカワトビケラを摂食中。複眼がダークグレーの個体は未成熟で成熟するとグリーンになるが、この時はまだ未成熟の姿が多く見られていた。

ヒゲナガカワトビケラ

Nikon D800E+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
ヤマサナエの成虫はカワゲラなどの水生昆虫を食べて生活している事が今回の知見で理解できた。
トンボが餌を食べる場合、専門的には捕食ではなく摂食とされているが、昆虫を捕らえて食べると言う意味からすると、捕食と表現した方が相応しいと思う。

ミヤマカワトンボ ♀

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
なかなか広角撮影を許さないミヤマカワトンボが大人しく、更にその翅の右上にはヤマサナエのオスが日光浴をしている面白い場面に遭遇。ここは午前中に柔らかい日差しが当たり、また、カワゲラやヒゲナガカワトビケラが好む半日影もあるので、トンボが寄り合うポイントになっているのかも知れない。

撮影日:5月5日


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