東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

雪の残る里山で

2012年02月09日 | チョウ
日曜日は久しぶりに八方ふさがりこと八方君を誘って里山へと訪れた。

D300s+AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-5.6G ED
都心部ではもうほとんど跡形もなく溶けて消えてしまった雪も、ここでは陽の届かない北面には多く残こり、春にはまだ程遠い冬景色を見せていた。

D300s+AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-5.6G ED

毎年恒例であるオオムラサキの越冬幼虫を観察しようと、いくつかあるエノキの中でも昨年の春、新たに見つけたエノキをチェックしてみることにした。根元付近にある落葉を2、3枚そっとめくると早速、越冬幼虫を発見。

ゴマダラチョウ(左) オオムラサキ(右)

D80+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
嬉しくも対象的な二種類の幼虫が一枚の葉に並んで越冬してるシーンが撮影できた。左のゴマダラチョウの幼虫は褐色一色単で中央に向かってふっくらとした体型であり背面突起は3対。右のオオムラサキの幼虫はゴマダラチョウの幼虫よりも頭部に向かって褐色が濃くスリムな体型で背面突起は4対。
更にこの葉にアカボシゴマダラもいてくれたら嬉しいのだがそんなシーンを何時か撮影できればと思う。

早速、オオムラサキの幼虫で試し撮りしてみようと格安で購入したAF-S DX Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED IIをニコン純正リバースアダプターBR-2Aを使い逆向きに装着して高倍率マクロ撮影をしてみた。リバースレンズについての詳細はこちら

D80+AF-S DX Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED II(リバース)+SB-600
陽向に出して撮影しているため目覚めさせてはいけないと思い、慌てながらも早々と撮影し元の場所へとそっと戻し里山を後にした。

撮影日:2月5日

撮影地:東京都多摩西部


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