LIFE IS GOOD! うろうろ人生旅日記

20代はいろんな国を歩き30代はサラリーマン。40で早期退職に手を挙げた。現在訪問69か国+1。只今バンコクで生活中。

ラクダでサハラ復路

2010年05月01日 | アフリカ日記
5/1 ワルザザート



夜中風とときどきパラパラ来る雨の音に何度も目が覚める。砂漠で雨か。それはそれで貴重だろうけど晴れて満天の星のほうがよかった。シーツ1枚巻いて寝たが少し寒かった。

5時過ぎ起床。また近くの山に登り5時半過ぎの日の出を拝む。



カーーッと光が炸裂し一気に砂漠をオレンジ色に染め上げる!ではなく随分明るくなってから太陽のお出ましだったためありがたみがいまひとつ。






【転がしているところ見れず・・フンコロガシ】



降りたところで我がラクダがお出迎え。そのまま乗ってメルズーガへ戻る。






今日は昨日の白ラクダと黒ラクダを相棒と交換。黒は白と違って乗り心地悪くあっというまにケツ痛くなり(ちょっと痩せていて乗せてる毛布が薄くクッション性悪し&口から泡ふいてばっかりだったから体調悪かったのかも)帰りの1時間半は天気が悪いのとのどの痛みのぶり返しも手伝ってあんまり楽しくなかった。。

宿に戻り簡単な朝食食べた後ちょっと寝てシャワー浴びて10時過ぎエルフォードに向け出発。エルフォードでは先日泊まってた宿に荷物を置きレストランでジュース飲んで時間を潰す。15:00ネパール以来のオンボロバス(エアコンなし、サスなし)で出発。シートのクッションはもはや効いていなく背中が痛い。客は100%貧乏そうなジモッチーでアフリカンな雰囲気を楽しむにはもってこいの一台。

目的地ワルザザートへの道はカズバ街道と呼ばれ城壁で囲まれた要塞のようなものがいたるところに見られすごい景色が次々に・・と言いたいところであるがこのバスに乗ってから、体調は一気に下降線。風邪が昨日のテント泊で完全にぶり返し。300キロ強の道のりはぶっ飛ばせば4時間あたりでつきそうだが、このローカルバスは丁寧に客を拾っていく鈍行バス。



丁度半分の距離に当たるティネリールを過ぎた辺りから痛むのどと詰まった鼻に呼吸することが苦しくなりいつつくかも分からない不安な気持ちの中段々追い詰められていく。外は真っ暗、車内も真っ暗。

22時前、7時間かけてようやくワルザザード到着。バスターミナル前のホテルにすぐチェックインし近くのレストランへ。閉店間際のレストランはクスクスしか出せないというのでそれを注文。食欲はなかったが食べないとやばいと思い具だけ平らげる。

中国の九寨溝から成都までのゲロ吐きバス以来のきつ~いバスだった。もうこんなボロバスは絶対乗らん。。。

不幸中の幸い、本日の1200円の部屋はベッド3つの4人用の部屋。シャワーつきで広くて快適。