うっすらとした襟汚れです。
このぐらいの汚れなら簡単に落とせます。
費用は¥2000です。
一回目の擦りで汚れを浮かせます。
軽く吹き取って、
二回目の擦りがゆすぎになります。
30年は経っています。
今使っている液体顔料と同じころに買いました。
が、忘れていました。
見つけました。
ステンシル用だと思います。
まず、
使ってみることにしました。
そのまま水に溶かして使うと当然ですが、滲みます。
矢印のところが防染の金糸目を潜って滲んだところです。
手持ちの「泣き止め」(滲むのを止めてくれます)を入れて様子を見ます。
下のように滲むことはありませんでした。
「泣き止め」の効果は抜群です。
次に水洗いをします。
洗って色が落ちるようでは使い物になりません。
仕事場ですので、汚いのはご辛抱ください。
多少は色落ちしていると思いますが、ほぼ、分かりません。
軽く絞って濡れたままで干してます、滲むかどうかの確認の為です。
乾きましたが問題なしです。
私が使っている「液体顔料」と同じレベルだと思います。
興味を持たれた方は試してください。
最終工程です。
目や鼻の彩色をして出来上がりです。
帯が染め上がるまでを楽しんでいただけましたでしょうか。
染める方法はいろいろありますので、
機会があれば紹介していきますので、見てください。
髑髏の帯
セロハン型を使って、帯前の柄を染めています。
セロハンに使った接着ノリがちょっと多かったみたいで、
取り外しに苦労しました。 まあ、こういう事もたまにあります。
きもの塾
きもののシミ抜きと染色