感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

メジャーリーグでの野茂英雄投手の活躍

2020-05-29 | 人物、映画、本、漫画、ドラマ

1995年、日本からメジャー移籍1年目のルーキー・野茂選手がアメリカのスポーツ雑誌”スポーツイラストレイテッド”の表紙を飾った。

7月10日号とあるので、今から25年前の夏の事になる。

野茂選手、27歳。

アメリカの両リーグにおけるノーヒットノーランを達成した素晴らしい記録を記憶している。日本のプロ野球や日本のマスコミの残念なひどい扱いも、記憶している。

日本とメジャーリーグを結ぶまさしくパイオニアだった選手、野球が結構好きな私は主人と一緒に、当時、彼の投球、トルネード投法をワクワクしながら見たような記憶がある。もう25年もたつんだなあ。

今日、職場の荷物を整理して家に持って帰ったその中に入っていたこの雑誌、懐かしく野茂選手の功績を

ネットで調べながら、偉大な選手だったよねと、主人と話したりしたところだ。

1995年のルーキーのこの年は、開幕が少し遅れて、7月号に掲載されたこのころは、日本から来た名も知れない一人の選手の度肝を抜くような活躍に、皆が驚きを隠せない、そんな時だったのだろう。開幕からすでに100奪三振などと言う記事が雑誌の中にあるし、この年は夏の球宴にも出場し先発しているらしい。まだ、日米間で十分な基盤もないなか、日本からの十分なサポートがあるでもなし、男気ひとつで、右腕ひとつで、覚悟を決めて乗り込んだメジャー1年目の活躍、同じ日本人と言うだけで、何やら自分の事のように、嬉しかったのを覚えている。

スポーツを見て感動するのは、自分にできない事をやってのけるからだ。同じ人間なのに、どうしてこんなことができるのだろうかと思って感動する。数時間、数分間のゲームの中に凝縮された、彼らの苦労や、どれだけ練習を重ねたことだろうかと言う事を思いながら、感動するのがスポーツだ。

人を感動させるのは、簡単ではない。

その感動をくれるスポーツ選手たちに、ありがとう、ご苦労様と、心から言いたい。

野茂選手、ご苦労様でした



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