感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

ジョージ・フロイド氏の死でデモの群衆が暴徒化

2020-05-30 | 日々思うこと

現在、ミネアポリスで起こっている事に、触れないわけにはいかないだろう。

日本では、全く考えられない事であるが、アメリカでは実際にこの様な事が、日常茶飯事である事を、私達はよく知っている。

ミネアポリスの警察官、デレク・チャービン44歳に、うつ伏せの状態で上から首を膝で8分以上押さえつけられた丸腰の黒人の男性、ジョージ・フロイド46歳が、後に亡くなった事件(25日月曜日)、この警察官は、3級殺人容疑(殺意のない殺人)で捕まり、その場にいた同僚の警察官3人も、処分を受けるかもしれないとニュースが報道している。

その時の一部始終が、通りのセキュリティーカメラや、通行人の携帯を通してネットに流れ、ニュースが取り上げた。

抑え込まれて息ができないと懇願するこの男性を、意識がなくなってもまだ3分以上も離さない警察官の姿に、アメリカ中の国民が怒った、怒り心頭、私も怒っている。

ミネアポリスでは、怒った市民が街に繰り出し、それを収めるために軍隊が投入された。木曜日には、この警察官たちが勤務するステーションが放火された。

ジョージア州も大きな騒動に発展しているらしく、警察の車両が燃えている。ここは、2月に、ジョギング中の丸腰の黒人男性26歳を白人親子が射殺した事件が起き、ビデオが公開されるまでは、何ら法的処置をとっていなかったことで大きな社会問題になっている場所だ。

もう、我慢できない、まさしくそんな状況になっている。怒りが暴徒化してしまった。

一部では焼き討ちも行われている。

コロナ自粛でじっとおとなしくしていた人たちが、社会的距離どころではない、町に群衆となって繰り出しているわけで、コロナ感染の危険をはらむ大暴動となり2重3重の大問題に発展、

コロナが落ち着き始めたかと、言うところに来て、とんでもない事になってしまった。

今週末がどうなるか、収まってくれたらいいが、今回ばかりは、そう簡単には収拾がつきそうにない。



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