北海道＆東日本パスの旅-16

「五能線」2
「リゾートしらかみ」は鰺ヶ沢駅を出ると日本海に沿って秋田駅まで進みますが、その中でも鰺ヶ沢駅からあきた白神駅の間は海岸の直ぐそばを走りますので、絶景スポットが車窓から間近に見ることが出来ます。
以前に海岸沿いの道路を車で走ったことがありますのでその素晴らしさは判っていますが、五能線からは初めてですのですごく楽しみです。
鰺ヶ沢駅から２０分ほどで千畳敷駅に停車しました。

「リゾートしらかみ２号」1


千畳敷駅で列車は１５分間停車してくれます。この間に海岸まで散策することが出来ます。
そして出発５分前には親切にも汽笛を鳴らして知らせてくれます。
至れり尽くせりです、「リゾートしらかみ」！

千畳敷海岸

深浦駅までの３０分ほどの間にはこんな光景が続きます。
そうです！　例によって言葉はいらない光景です。

「日本海」1


「日本海」2


「日本海」3

写真の腕前がヘタクソなのに加えて車窓の揺れが加わりうまく撮れてなくて、素晴らしさを伝えられないのが残念ですが、息をのむ光景が延々と続きま～す。
そして速度がゆっくりになったなぁと思ったら深浦駅（１０時５８分）に到着です。

「深浦駅」


沿線では大きな駅の一つらしく大勢の人が降り、そして乗り込んできました。
当初は五能線不通によりここから代行バスで岩舘駅まで行くはずだったんですが、幸いにも開通しましたのでこのまま乗って行けます。
おっと、ここで席を替えなければなりません！

「リゾートしらかみ２号」2

新しい席は４号車１１番Ａ席です。そぉ、一番前の席です。
運転席の真後ろですが、その間に展望スペースがあります。
皆さん出たり入ったりで少し賑やかです。 iｐａｄ（？）で熱心に運転席正面からビデオ撮影されている方がいました。YOU TUBEにでも乗せるのでしょうか？

「リゾートしらかみ２号」3

深浦駅の次はウェスパ椿山駅に停車、ここでは女性駅長さんがお出迎えです。
此処は素敵なヨーロッパ調のコッテージなどの宿泊施設と海の見える温泉施設があります。
しばらく前に泊まったことがあります。日本海に沈む夕陽がすごくきれいです。

ウェスパ椿山駅長さん


そしてまた絶景が続きます。

「日本海」4

遠くに連なる山は「白神山地」ですかね？

「日本海」5

次の停車駅は十二湖駅、ちなみに今乗っている列車の愛称は「青池」、この近くにあります。
一度見ましたが本当に透き通るような青色の池です。
そしてここは世界遺産「白神山地」の入り口のひとつです。

「十二湖駅」


またまた絶景ポイントが続きます。

「日本海」6


「日本海」7


「岩舘駅」1

岩舘駅では列車交換です。

「あきた白神駅」

あきた白神駅、ここも女性駅長さんがお出迎えなんですが、停車ポイントがずれて近くで撮れませんでした。駅の反対側に「ハタハタ館」という温泉とレストランなどが入った施設がありました。

「ハタハタ館」


そして能代駅に到着、青森に向かう「リゾートしらかみ３号」と列車交換です。
「リゾートしらかみ」には、今乗車している「青池」と、能代駅ですれ違った「くまげら」、深浦駅ですれ違った「橅（ぶな）」の３編成が走っています。

「リゾートしらかみ３号（くまげら）」


「リゾートしらかみ１号（橅）」

「リゾートしらかみ」は弘前駅、川部駅についで、ここ東能代駅で３度目の進行方向転換をします。
（前に進んでいたのが後ろに進みます。何か不思議な感覚になります。）
北斗星が青森駅と函館駅で２度進行方向を転換するのは経験していますが、３度は初めてです。
そしてここから奥羽本線を走ります。
ここから入れ替わった車掌さんがカメラマンのサービスです。「シャッターを押しましょうか？」
ということでしたので、お願いしちゃいました。
（ちょっとお腹が出ていて見苦しいですね～！、ダイエットしま～す。）

「サラリーマン」 in リゾートしらかみ


「リゾートしらかみ」の五能線５時間３０分の旅、指定席もすごくゆったりしていて天気に恵まれれば山、海の絶景が堪能できます。
おすすめで～す。

「秋田駅」

列車は１３時３１分定刻に秋田駅に到着しました。
さてさてこれからどっちに進みましょうか？

次回に、つづく。