馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

珍しい老犬

2016-03-23 07:12:53 | 犬・番犬・野良犬・狼

チベタン・マスティフ系

以前から此処に獰猛なマスティフがいるのは知っていた
6年前だろうか、散歩中に遭遇した

当時は鎖につながれ誰かが傍を通るだけで猛狂い暴れていた
傍と言ってもデジカメで最大ズームにしてこれだけしか写らない

間近で写せる訳が無い・・・吼える声だけでも犬好きな爺さんがビビル!

そんな猛犬も今じゃ老犬になり鎖を解放されている

         

何時もの場所を散歩していたら吼える声に垣根(ヘンス越え)を見ると
厳つい陋見がフラフラしながら散歩中!

爺さんに向かい牙を向いて吠え掛かってきたが昔ほどの怖さは無い
それでもビビル爺さんである

以前より身体も一回り小さくなっている  でも

若いハスキー犬とモンゴル草原の牧民が番犬で飼っている四目犬が
餓鬼に見える!・・・この2匹は散歩中よく見かけるがスケールが違う

ハスキー犬も大型で大きな部類だが半分にしか見えない・・子犬じゃ有りません

獰猛な犬

  爺さん散歩コースの場所

デジカメで普通に映し出すとこのような場所である
それにしても大型犬であることは理解いただける

これが昔は頑丈な鎖に繋がれ暴れまくり吼えまくり危ない犬だった

誰も知っていて怖がっていた!住宅も少なく塀も簡単で壊れそうな場所で
犬だけが獰猛だった

万一、鎖が切れたり外れていたりすれば大変な事故になる

爺さんもその頃はなるべく離れた道を歩いていた・・遠くでも吼える声が聞こえて
声を聞く度、足が遠のいていた

久しぶり全固体(姿)を見るのは久しぶり・・鎖に繋がれ暴れている姿はよく見かけていた

今は老犬

  若い成犬が小さく見える

中古車屋で泥棒避けに買われていたのである
現在でも中古車屋で広大な敷地は変わらない

それにしてもチベタンは獰猛である

文献を調べると12世紀・チンギス・ハーンがチベットから3万匹のチベタンを
モンゴルの持ち込み西征に連れて行ったと記録されている

かのマルコポーロも記録していると言う・・

そうモンゴル大草原に点在する牧民の番犬(四目)たちはチベタンの末裔だろう
そかし、現地の雑種と交配して現在は大型の番犬は存在しない

この犬はブリーダーがいて純血種として販売されている
子犬で価格は破格の値段!

飼育も大変だし餌代が大変だろう!

長年、現地で生活していてこの犬を飼育している牧民を見ているが

一代限りが多い!

血統種を継続する難しさと放し飼いに出来ない難しさ!

モンゴル人も怖いがこの犬ほどじゃない・・この犬は見るだけで怖い!

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