心の叫び
喜ぶべきところだが爺さんの心は鬱である
三日前まで動くもの全てを太陽が殺すのではないかと思うほど
ジリジリと照り返し38度前後を行き来していた温度
ところが昨夜から一転し雨を見舞いしだした!
日本だと恵みの雨だろう
稲作には一休みの雨となるが
モンゴルじゃ一気に冬がやってきそうな気配!
現在、外気温度17度である・・喜べ!
喜べません・・
このまま冬になるのではないかと心配
悲しんでいる
40㎞先の連峰が霞んで見えなくなっている
もう少し太陽は容赦ない暖かな温度を大地にもたらして欲しい
このまま、冬が訪れるのは嫌だ!
心の準備が出来ていない
お爺さん
台風の影響なのか南から風が吹いている
モンゴルの樹木は水分を吸収し過ぎ枝を折るまで
吸い続ける
一年を通して雨が降らないから蓄えられる時は今だとばかり
限度が分からず
最後は重さに耐えきれなくなった枝が
ボキリと幹元から折れてしまう
折れた樹木は可哀想だが
今年の冬を越せなくなる
マイナス30度の世界じゃ
傷口から凍傷にかかり凍死する
凍死は動物だけじゃない
樹木も同じである