木々も人も鈴なり
日本は11月になると冬がきだすなぁ・・という感じ
モンゴルは今月15日から集中暖房が入る
11月なんて外気温度はマイナス温度になってしまう
今頃だけなんです屋外で思い切り汗を流せるのも
太陽の沈む時間も早くなってきだした
家族で楽しむ時間は少なくなる
旧自宅近くの児童公園も餓鬼どもが壊れたブランコに
インコのように戯れている
もともとこれがよかったのか子供は遊びを作り出す天才
デジカメ向けると一人が振り向き
遊びを止めてカメラポーズを作る
帰りたくない子と帰りたい母親の鬩ぎ合い
気持ちい季節
児童公園から5分の所にレーニン広場が有る
此処はモンゴル近郊のお上りさんの子が親と遊びにくる場所
郊外から首都へ仕事に来ている親が
必ず子供を連れてくる場所でもある
映画館あり広場は子供たちの遊び場
スフバートル広場より遊び道具が揃っている
陽が沈むと上着がもう一枚欲しいという感じの季節
子供達には関係ない
目の前には遊びたいものばかり
田舎にはない駄菓子屋・風船割・立ち食い屋あり
全て満たせば親の財布は直ぐに空っぽになる
レーニン広場も
これがレーニン広場の全景
子供には大草原より広く感じるかもしれません
草原を走る6輪車
親の心配を尻目に無限の広場を疾走
最後の季節を
表紙の写真を飾る幼い女の子
何回も乗り慣れているのか、それとも運動神経がいいのか
両親に連れられてやってきた乗り物遊び場
乗り物は事前に決めていたのか三輪バギーに跨る
貸してのお兄さんの説明も聞かず
いきなり猛スピードで走り出す
お兄さんはバギーを壊されると心配し後を全力で走る
女の子は凄い!
込み合う狭い広場を猛スピードで外周を突っ走る
お兄さんは結局、追いつき止めることが出来なかった
女の子は広場一周を簡単に短い時間で一回り
スッキリした表情で戻ってきた
親は広場一回り二分か三分で
大人昼食分を払わされる
モンゴルも中国人と同じで
子供の要求は何でも聞き入れる
惜しみなく
今日も空に夕暮れの気配が漂う