いつもの夜景
14日の火災から三日目を迎えた朝方の夜景
燃え盛る工場と同じ場所を写している
何でもない
いつもの夜景である
あの光景は何だったんだろう
一つ言えることは工場奥に立つ地方出身者用独身寮のビル
いつも深夜は室内灯など点いていないのに火災以降
多くの室内で煌々と深夜に灯がついている
仲間同士で話し合いをしているのだろうか
顛末記
15日最後の鎮火時間に消防士たちが懸命に放水をしている
所々から白い白煙が勢いよく出る
消火したはずの芯はまだ火が消えないで隙を窺っている
断末魔
消えたようであるが放水を中止すると息を吹き返している
繰り返しながら
こうして大体、鎮火させた後の現場に多くの消防士が活動していたのが分かる
火災の恐ろしさをまざまざと見せつけられた