馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

前衛芸術(氷上のバオバブ)?

2015-01-14 10:24:15 | 芸術鑑賞・自然美

喜ぶべきか

昨夜、NHK国際放送でインドか何処かの国で野生の象が住民が住む地域に出没して
乗用車を壊す映像が流されていた、映像ではプリウスらしき車が壊されていた!

車に跨り壊していた4台も壊したそうである、映像を見ていると象が凶暴に暴れての事と
解説者は森林破壊で象の餌が無くなり里へ降りてきたと言う・・小象を持つ母親は特に
狂暴になると元・上野公園飼育員さんが映像を見て解説されていた

ここモンゴルでも小さな現象が起きている、先週4日に凍結した川で釣りの話と首都の
生活煤煙の話を記事にした、それで今週も郊外へ出かけたら川に変なものが出現!

よくよく見ると日曜日、釣りしていた穴に樹木が逆さまに入れられた芸術作品が出現
以前なら素直に喜ぶ所だが、棺桶が近くなると喜ぶどころか反省する事だらけ・・

若さゆ故の過ちとでも言うか、近づいて樹木を見ると若木で生きていた物を森から
引っこ抜き差し込んだ作品のようである! 

              

悲しむべきか

全面凍結した川でも至る所に地下から湧き出る湧水地が点在している、其処から
湧き出る水は凍結した氷など何するものぞと厚い氷をも溶かし氷上を流れる

其処には寒さと乾燥と外気温度差で放射冷却現象が起き水蒸気が発生する
凍結した氷の表面はガラスのようにツルツルであるが水蒸気が其処に付着して美しい
氷の結晶を作り上げる

一面素晴らしい氷の結晶が規則正しく作られている、歩くと霜柱を歩くようでサクサクと
音がする、自然が作り出した雪氷である、集めて蜜・シロップをかければ氷菓子になりそう
 

              

昔からブラジル・アマゾン流域で赤道直下・東南アジア等で森林伐採が叫ばれていた
あれから50年が経過している、今、世界中で気候異常が起きている

降らないはずの雪が砂漠で大雪となり洪水を起こしている、ヨーロッパでは暖冬や
冷害がおこり世界中で気候異常が起きている、これは偶然ではなく地球規模での
森林伐採・開発が起こした現象であろう、地球と言う小さな場所の些細な行為は

大した事には考えられないが、世界中の人たちが些細な行為を繰り返した事による
積もり積もってツケが取り返しのつかない事になっているのは事実である 

               

モンゴルでも春から夏にかけて、以前は一日か二日ほど雨が降っていた、雨が恋しく
もっと降れなんて心の中で叫んでいたが4・5年前から二ヶ月も続き本格的な雨が降り続く

こうなると喜ぶべきなのか心配にもなる、樹木は冬に備え樹液として枝に水分を溜め
水分の重さで枝が折れる現象が起きている、地下に溜められた地下水が溢れ出し

雪解け時期に大洪水を起こし何百年もの時間を使い育った樹木を一瞬にして根こそぎ
倒してしまう、一本や二本ではない百km単位の川岸で樹木が流されている

見れば凍結した氷上に陶芸の海鼠模様のヒビが入り美しい!自然が作り出した
芸術と誰がやったのかバオバブ見たいな作品を如何、鑑賞したらいいのか悩んだ! 

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