三途の森コース
昨日、晴天の朝一で三途の川見学じゃないが
モンゴルじゃ三途の森見学コースを堪能してきた
日本じゃ恐山や高野山詣でが流行っている
モンゴルじゃ死という言葉は禁句!
日常会話でも死という言葉は使わない
爺さんは死を簡単に言うからモンゴルでも嫌われモン
でも生前に『きっとこのような場所が』
三途の場所だろうという処を沢山見る事が出来る
日本は川が日常生活の中に溶け込んでいる
モンゴルは平原と山の国・・川より森が似合う
乗馬では何時も爺さんはこの様な森を馬と爺さんで散策する
昔、爺さんの社会では
子供の頃から親や近所の人の命日にお坊さんを呼んでお経をあげる
子供心に茶菓子を戴ける、これが欲しくて親に連れられ参加する
供養の途中で茶菓子が配られる・・これが何よりのご馳走だった
お経のお題目?(門前の小僧ではないが)覚えています
学校の授業より肌に沁みつき(一部?)剝がれないで困っている
お坊さんに仏教の入り口を聴かされた
青鬼・赤鬼
下界に広がる一般市民生活の世界!
そこから離脱した人が昇ってくるだろう道まで有る
ガラ場コース(悪事の限りを尽くした者の昇天道)
極楽コース (善人が昇ってくるだろう召天道)
爺さんは自らガラ場コースと自ら悟っているからガラ場コースを
体験した、足腰のいい時なら大丈夫だがヨタヨタしている人には
少し?否。大変難儀なコースである
雨や嵐・雪が降ろうものなら地獄である
それに比べ隣に展開する極楽コースは道も緩やかで
ルンルン気分で登ってこられる
ガラ場も見た
ガラ場の石を踏むたびに石が崩れ麓まで転げ落ちそうな急斜面
少しだけ原体験をしたが後の祭り・・70鬼から引き上げられている今
こんな場所を幼い時に見せられ脅されていたならば
もっと素直な餓鬼で真面目に人生を過ごしただろうに
今じゃ手遅れじゃ
極楽か地獄か
今回のコースじゃ三色の花が迎えてくれた!
5月には青・紫の花一色コースとか淡い黄色コースだが
今回は花の種類も変わり白一色の中に
青あり黄色あり緑ありでした
何故!昨日、ふらりと行ってしまったのか不思議な世界
今回は三色総カラー
狼が好んで食べると言われている蓮華科の植物の実
試食してみようと思ったが別のものを試食した
隣のポピーも私を食べてと言わんばかりの姿をしていたが
馬鹿な芸能人のようにはなりたくないので遠慮した
何度も経験したい
こんな場所ではしゃぐ無垢な人もいるが爺さんは神妙
南無阿無陀仏であります!
少しづつではあるが心静かになれそう
何時までも此処に居たいなぁ・・と耽っていたら
無垢な天使が現世に戻りたいと騒ぎ出す
無垢には天国?
爺さんは地獄を体験してきた
現世に戻るには天から転がり落ちるように
現世で悪さばかりしていると
昇天する時も地獄!
現世に戻る時も転げ落(蹴落)とされる
地獄を体験してきた」
モンゴルの風習を紹介
家族は大切な人を無くした後、土葬したり火葬(つい最近の事)する
家族は命日や供養日にお寺に行ってお坊さんに供養してもらう
絶対と言っていいほど本人が眠っている墓場には行かない
死人に声を掛けない・・呼び戻す行為は成仏できないと思っている
背中合わせの死であるが故かあまりにも死が身近すぎるのか
死を怖がる民族でもある