「ただいま~」
千可ちゃんが自分のおうちに帰ってきました。でも、返答がありません。
「あれ、お母さん、いないのかな?…」
千可ちゃんがお母さんの寝室を開けました。お母さんはダブルベッドの中で眠ってます。ちなみに、お父さんは出張中で、1年に20日くらいしか帰ってきません。
「寝てるんだ。昨日思いっきり疲れたからなあ…」
千可ちゃんは部屋を出ようと振り返りました。が、何かに気づき、再びお母さんを見ました。お母さんの枕元に紙片があります。電話の横に置いてあるような、切り取れるメモ帳の紙です。千可ちゃんはその紙片を手にし、読みました。
「ありがとう、千可」
千可ちゃんの身体に嫌な予感が走りました。千可ちゃんはお母さんの首筋に手を伸ばしました。すると、なんとお母さんに脈はなかったのです。
「お母さん…」
千可ちゃんは布団ごとお母さんの身体を思いっきり抱きしめました。
「お母さん!!」
千可ちゃんは泣きました。思いっきり泣きました。とめどなく涙があふれました。ずーっと、ずーっと泣きました。お母さんは17歳の誕生日に千可ちゃんを産んでます。今千可ちゃんは16歳。お母さんはたった33歳で亡くなってしまったのです。こんなに悲しいことがあるのでしょうか?
千可ちゃんは泣いて泣いて泣き続けましたが、3時間くらいしてなんとか携帯電話を取ることができました。相手はお父さんです。すぐにお父さんが電話に出ました。でも、千可ちゃんは泣きじゃくってるので、なんと言ってるのかわかりません。それでもなんとか愛妻が亡くなったことを知りました。お父さんはすぐに自分の妹に電話し、妹はすぐに羽月家に駆けつけました。妹、千可ちゃんから見たら叔母さんに当たる人が、いろいろと事後処理をしてくれました。
しかし、なんでお母さんは急死してしまったのでしょうか?。それはやはり、山上静可に放った霊波にありました。
千可ちゃんの霊力はお母さんの数百倍、いや、それ以上はあります。その余りある霊力を破壊光線にして撃つことができます。これはお母さんもできないし、おばあちゃんの山上静可もできません。でも、千可ちゃんはあの時山上静可に霊体を斬られ霊波を撃つことができませんでした。そこでお母さんの身体を借りたのです。しかし、霊波を撃った瞬間、お母さんの霊気は一気に吸い取られてしまったのです。
お母さんはそれで体調を崩してしまいました。その直後千可ちゃんに添い寝してもらい、千可ちゃんの霊力を吸い取り、お母さんの体調は回復しました。しかし、それはあくまでも一時的なもの。お母さんは自分の霊力が再生できないことに気づき、死期が近いことを悟りました。でも、千可ちゃんには気づかれたくなかったので、わざと元気な霊波を出してたのです。
千可ちゃんはお母さんの死を知った直後、それを霊視で感じ取りました。結果的に自分の霊波でお母さんが死んでしまった。だからとっても悔しいのです。
翌日お父さんが主張先から帰ってきました。お通夜、お葬式。オカルト研究部の部員も旧部長の浜崎さんを先頭に全員弔問に来ました。でも、千可ちゃんがあまりにも憔悴しきってるので、声をかけることさえできません。
千可ちゃんとお父さんは、お母さんの身体を火葬して、骨を拾いました。そして納骨。お父さんは相当忙しかったらしく、納骨が終わると出張先に帰ってしまいました。静まり返った羽月家に、千可ちゃんがたった1人取り残されてしまいました。
暗い部屋の中、千可ちゃんはお母さんが亡くなったダブルベッドに潜り込みました。千可ちゃんの思考回路は停止してるようです。ただただ泣いてるだけです。
翌日もその翌日も、千可ちゃんはベッドから出てきません。電話も、玄関の呼び鈴も無視です。ご飯も食べません。水分も取りません。でも、思考回路だけは徐々に回復してきました。
千可ちゃんのおばあちゃんは、お母さんを助けるために自殺しました。お母さんは千可ちゃんを助けようとして死にました。私は自分の子どものために、命を捧げることはできるの?。それを考えていたら、千可ちゃんは自分の赤ちゃんが無性に欲しくなりました。
翌朝千可ちゃんはベッドから出ました。やっと起きるようです。
ものは考えようです。千可ちゃんはお母さんが逐一監視してたから、何もできませんでした。そのせいで千可ちゃんは友達も少ないし、興味があったセックスもできませんでした。お母さんがいなくなった今はチャンスなのです。
羽月家の家の玄関のドアが開きました。中から制服に着替えた千可ちゃんが出てきました。その顔にもう曇りはありません。
「行ってきます、お母さん」
土曜日です。高校が休みの日です。森口くんはうきうきしてます。今日は千可ちゃんとのデートの日。しかもこのデート、千可ちゃんからの誘いです。これはうきうきせずにはいられないでしょう。
森口くんが待ち合わせ場所で待っていたら、千可ちゃんが現れました。
「和ちゃん、待った?」
「ううん、そんなことないよ」
いや、森口くんはかなり待ってました。オカルト研究部は9時集合と言ったら、8時には待ってないといけません。森口くんはそれを考え、なんと1時間前から待ってたのです。
さて、千可ちやんの服装ですが、いつもはGパンなのですが、今日は春先だというのにミニスカートです。全体的に華美な服飾。化粧もちょっと施してあるようです。
「ど、どこに行く?」
その森口くんの質問に千可ちゃんは、
「う~ん、カラオケにしよっか」
というわけで、2人はカラオケボックスに入りました。
カラオケボックスの中です。森口くんが座って歌ってます。千可ちゃんは横でその森口くんを見ています。森口くんが歌い終わりました。
「次は千可ちゃんの番だね」
「違うよ」
次の曲が始まりました。
「あれ、これ、デュエット曲?…」
「うん、一緒に歌お。さあ、立って」
千可ちゃんは立ちました。ワンテンポ遅れて、森口くんも立ちました。
「あは、私、ちっちゃいなあ」
この時点で千可ちゃんの身長は142cm。森口くんは160cmです。
「よしっと」
千可ちゃんはカウチの上に立ちました。すると千可ちゃんの身長は森口くんより高くなりました。
「あは、私の方が高いや」
2人は歌いました。1コーラスが終わると、千可ちゃんは森口くんに声をかけました。
「ねえ、和ちゃん」
「え?」
千可ちゃんがいきなり森口くんにキスをしました。実は森口くんは今日はキスがあるのではないかとひそかに期待してましたが、まさかここでくるとは思ってもみませんでした。でも、森口くんは自然に千可ちゃんと舌を絡めました。
千可ちゃんは片足をカウチの肘掛けに乗せました。そしてキスをしている森口くんの左手を握り、自分のミニスカートの中に入れました。森口くんはキスに夢中で自分の左手がどうなってるのかぜんぜん興味がありませんでしたが、突然その身体に衝撃が走りました。なんと森口君の左指の先が、千可ちゃんの身体の一番大事なところに触れたのです。千可ちゃんはパンツをはいてませんでした。
千可ちゃんは唇を離しました。かなり上気してます。
「ねえ、和ちゃん。好きにしていいよ」
しかし、森口くんは何もしません。いや、できません。千可ちゃんがじれてきました。
「もう、男でしょ?。本能がないの?」
ワンテンポ置いて、森口くんは千可ちゃんの身体をカウチに荒々しく押し倒しました。今2人が歌ってた曲が終わり次の曲が始まりましたが、だれも歌いません。
事が済みました。下になってる千可ちゃんがはぁはぁと荒くなった息を整えてます。上になってる森口くんの呼吸もかなり荒いようです。森口くんが口を開きました。
「ご、ごめんなさい」
「な、なんで謝んの?」
「そ、その…」
「ねぇ、どいてくんない?」
「ご、ごめんなさい!」
森口くんは慌てて身体を起こしました。千可ちゃんは半身起き、
「だから、謝らないてって!」
千可ちゃんはミニスカートをまくりあげ、大事なところをティッシュで拭きました。
「あは、ずいぶん出したね。あ、もう謝んないでよ」
森口くんは無言です。
「ねぇ、カラオケやめて、ラブホテルに行こ」
「え?」
「続きやろうよ」
「う、うん」
思ってもみなかった急展開に森口くんはまったくついていけません。ちなみに、森口くんの童貞はたった今消えました。
ラブホテルのエントランスです。千可ちゃんが森口君と手をつないで入ってきました。
「堂々としててね」
「は、はい」
ラブホテルの部屋です。千可ちゃんはダブルベッドにダイブしました。
「ふぁ~、ラブホテル、半月ぶり~」
森口くんはそのセリフを聞いて、千可ちゃんはかなりの遊び人なんだと認識してしまいました。でも、千可ちゃんが半月前にラブホテルに行った時の相手は、亡くなったお母さんです。異性と入るのは初めてでした。
まずは千可ちゃんと森口くんのディープキス。千可ちゃんは唇を離し、
「お風呂入れてくるね」
千可ちゃんはお風呂にお湯を注ぎました。森口くんはただただ千可ちゃんの行動を見てるだけです。
千可ちゃんが服を脱ぎ始めました。
「ねぇ、和ちゃんも脱いでよ。一緒にお風呂入ろ」
「うん…」
森口くんも服を脱ぎ始めました。ふと森口くんが千可ちゃんを見ると、ちょうどブラジャーを外したところです。千可ちゃんの身体は小さく異様にやせてるのに、乳房はとても大きいのです。森口くんも男の子です。たくさんエロ本を読んでるし、AVも見てます。でも、こんな乳房は見たことがありません。下地が小さいのに乳房が大きいので、乳房は前にだけ膨らんでます。別の言い方をすれば、砲弾型おっぱい。森口くんはそれがとても気になりました。
森口くんは千可ちゃんに近づきました。
「ごめん」
「え?」
森口くんは千可ちゃんの左の乳房を右手でわし掴みしました。
「あは、森口くんも男の子なんだなあ」
森口くんは千可ちゃんの乳首を荒々しくしゃぶりました。
「ああ…、いいよ…」
森口くんは千可ちゃんをダブルベッドに押し倒し、再び一心不乱に乳首をしゃぶりました。そのまま挿入。この日森口くんは千可ちゃんの胎内に5回も発射してしまいました。
すべてをやりおえ、千可ちゃんと森口くんはダブルベッドに並んで横になりました。森口くんはずーっと疑問に思ってたとこを千可ちゃんにぶつけました。
「あの~、千可ちゃん。避妊てどうなってんの?」
「大丈夫だよ。私、やせすぎで半年に1回しか生理が来ないから。この前は2か月前だったから、あと4か月は大丈夫だよ」
「で、でも、排卵ていつかはあるんでしょ?。もし、今排卵してたら…」
「ふふ、もし妊娠したら、私、1人で産んで育てるよ」
「ええ…」
森口くんはとっぴょうしもない回答にちょっと驚きました。
「和ちゃんには絶対迷惑をかけないから。
ねぇ、明日は私の家でやろ」
「う、うん」
森口くんの返答はちょっとぎこちなかったようです。
翌日です。日曜日です。森口くんが羽月家の呼び鈴のボタンを押しました。すぐにドアが開き、千可ちゃんが顔を出しました。
「和ちゃん、よく来てくれたね」
と、千可ちゃんは森口くんがもっているギターのソフトケースに目が止まりました。
「あれ、ギター?」
「これ、買ったんだ。この前千可ちゃんが欲しいて言ってたやつだよ」
森口くんはギターを千可ちゃんに手渡しました。
「はい、プレゼント」
「もう、ムリしちゃって…。バイトでもしたの?」
「ううん、お父さんに買ってもらった」
「あは、和ちゃんておぼっちゃんだったんだ」
「おぼっちゃんじゃないって」
千可ちゃんが森口くんの手を引きました。
「さあ、入って」
「うん」
千可ちゃんが自分のおうちに帰ってきました。でも、返答がありません。
「あれ、お母さん、いないのかな?…」
千可ちゃんがお母さんの寝室を開けました。お母さんはダブルベッドの中で眠ってます。ちなみに、お父さんは出張中で、1年に20日くらいしか帰ってきません。
「寝てるんだ。昨日思いっきり疲れたからなあ…」
千可ちゃんは部屋を出ようと振り返りました。が、何かに気づき、再びお母さんを見ました。お母さんの枕元に紙片があります。電話の横に置いてあるような、切り取れるメモ帳の紙です。千可ちゃんはその紙片を手にし、読みました。
「ありがとう、千可」
千可ちゃんの身体に嫌な予感が走りました。千可ちゃんはお母さんの首筋に手を伸ばしました。すると、なんとお母さんに脈はなかったのです。
「お母さん…」
千可ちゃんは布団ごとお母さんの身体を思いっきり抱きしめました。
「お母さん!!」
千可ちゃんは泣きました。思いっきり泣きました。とめどなく涙があふれました。ずーっと、ずーっと泣きました。お母さんは17歳の誕生日に千可ちゃんを産んでます。今千可ちゃんは16歳。お母さんはたった33歳で亡くなってしまったのです。こんなに悲しいことがあるのでしょうか?
千可ちゃんは泣いて泣いて泣き続けましたが、3時間くらいしてなんとか携帯電話を取ることができました。相手はお父さんです。すぐにお父さんが電話に出ました。でも、千可ちゃんは泣きじゃくってるので、なんと言ってるのかわかりません。それでもなんとか愛妻が亡くなったことを知りました。お父さんはすぐに自分の妹に電話し、妹はすぐに羽月家に駆けつけました。妹、千可ちゃんから見たら叔母さんに当たる人が、いろいろと事後処理をしてくれました。
しかし、なんでお母さんは急死してしまったのでしょうか?。それはやはり、山上静可に放った霊波にありました。
千可ちゃんの霊力はお母さんの数百倍、いや、それ以上はあります。その余りある霊力を破壊光線にして撃つことができます。これはお母さんもできないし、おばあちゃんの山上静可もできません。でも、千可ちゃんはあの時山上静可に霊体を斬られ霊波を撃つことができませんでした。そこでお母さんの身体を借りたのです。しかし、霊波を撃った瞬間、お母さんの霊気は一気に吸い取られてしまったのです。
お母さんはそれで体調を崩してしまいました。その直後千可ちゃんに添い寝してもらい、千可ちゃんの霊力を吸い取り、お母さんの体調は回復しました。しかし、それはあくまでも一時的なもの。お母さんは自分の霊力が再生できないことに気づき、死期が近いことを悟りました。でも、千可ちゃんには気づかれたくなかったので、わざと元気な霊波を出してたのです。
千可ちゃんはお母さんの死を知った直後、それを霊視で感じ取りました。結果的に自分の霊波でお母さんが死んでしまった。だからとっても悔しいのです。
翌日お父さんが主張先から帰ってきました。お通夜、お葬式。オカルト研究部の部員も旧部長の浜崎さんを先頭に全員弔問に来ました。でも、千可ちゃんがあまりにも憔悴しきってるので、声をかけることさえできません。
千可ちゃんとお父さんは、お母さんの身体を火葬して、骨を拾いました。そして納骨。お父さんは相当忙しかったらしく、納骨が終わると出張先に帰ってしまいました。静まり返った羽月家に、千可ちゃんがたった1人取り残されてしまいました。
暗い部屋の中、千可ちゃんはお母さんが亡くなったダブルベッドに潜り込みました。千可ちゃんの思考回路は停止してるようです。ただただ泣いてるだけです。
翌日もその翌日も、千可ちゃんはベッドから出てきません。電話も、玄関の呼び鈴も無視です。ご飯も食べません。水分も取りません。でも、思考回路だけは徐々に回復してきました。
千可ちゃんのおばあちゃんは、お母さんを助けるために自殺しました。お母さんは千可ちゃんを助けようとして死にました。私は自分の子どものために、命を捧げることはできるの?。それを考えていたら、千可ちゃんは自分の赤ちゃんが無性に欲しくなりました。
翌朝千可ちゃんはベッドから出ました。やっと起きるようです。
ものは考えようです。千可ちゃんはお母さんが逐一監視してたから、何もできませんでした。そのせいで千可ちゃんは友達も少ないし、興味があったセックスもできませんでした。お母さんがいなくなった今はチャンスなのです。
羽月家の家の玄関のドアが開きました。中から制服に着替えた千可ちゃんが出てきました。その顔にもう曇りはありません。
「行ってきます、お母さん」
土曜日です。高校が休みの日です。森口くんはうきうきしてます。今日は千可ちゃんとのデートの日。しかもこのデート、千可ちゃんからの誘いです。これはうきうきせずにはいられないでしょう。
森口くんが待ち合わせ場所で待っていたら、千可ちゃんが現れました。
「和ちゃん、待った?」
「ううん、そんなことないよ」
いや、森口くんはかなり待ってました。オカルト研究部は9時集合と言ったら、8時には待ってないといけません。森口くんはそれを考え、なんと1時間前から待ってたのです。
さて、千可ちやんの服装ですが、いつもはGパンなのですが、今日は春先だというのにミニスカートです。全体的に華美な服飾。化粧もちょっと施してあるようです。
「ど、どこに行く?」
その森口くんの質問に千可ちゃんは、
「う~ん、カラオケにしよっか」
というわけで、2人はカラオケボックスに入りました。
カラオケボックスの中です。森口くんが座って歌ってます。千可ちゃんは横でその森口くんを見ています。森口くんが歌い終わりました。
「次は千可ちゃんの番だね」
「違うよ」
次の曲が始まりました。
「あれ、これ、デュエット曲?…」
「うん、一緒に歌お。さあ、立って」
千可ちゃんは立ちました。ワンテンポ遅れて、森口くんも立ちました。
「あは、私、ちっちゃいなあ」
この時点で千可ちゃんの身長は142cm。森口くんは160cmです。
「よしっと」
千可ちゃんはカウチの上に立ちました。すると千可ちゃんの身長は森口くんより高くなりました。
「あは、私の方が高いや」
2人は歌いました。1コーラスが終わると、千可ちゃんは森口くんに声をかけました。
「ねえ、和ちゃん」
「え?」
千可ちゃんがいきなり森口くんにキスをしました。実は森口くんは今日はキスがあるのではないかとひそかに期待してましたが、まさかここでくるとは思ってもみませんでした。でも、森口くんは自然に千可ちゃんと舌を絡めました。
千可ちゃんは片足をカウチの肘掛けに乗せました。そしてキスをしている森口くんの左手を握り、自分のミニスカートの中に入れました。森口くんはキスに夢中で自分の左手がどうなってるのかぜんぜん興味がありませんでしたが、突然その身体に衝撃が走りました。なんと森口君の左指の先が、千可ちゃんの身体の一番大事なところに触れたのです。千可ちゃんはパンツをはいてませんでした。
千可ちゃんは唇を離しました。かなり上気してます。
「ねえ、和ちゃん。好きにしていいよ」
しかし、森口くんは何もしません。いや、できません。千可ちゃんがじれてきました。
「もう、男でしょ?。本能がないの?」
ワンテンポ置いて、森口くんは千可ちゃんの身体をカウチに荒々しく押し倒しました。今2人が歌ってた曲が終わり次の曲が始まりましたが、だれも歌いません。
事が済みました。下になってる千可ちゃんがはぁはぁと荒くなった息を整えてます。上になってる森口くんの呼吸もかなり荒いようです。森口くんが口を開きました。
「ご、ごめんなさい」
「な、なんで謝んの?」
「そ、その…」
「ねぇ、どいてくんない?」
「ご、ごめんなさい!」
森口くんは慌てて身体を起こしました。千可ちゃんは半身起き、
「だから、謝らないてって!」
千可ちゃんはミニスカートをまくりあげ、大事なところをティッシュで拭きました。
「あは、ずいぶん出したね。あ、もう謝んないでよ」
森口くんは無言です。
「ねぇ、カラオケやめて、ラブホテルに行こ」
「え?」
「続きやろうよ」
「う、うん」
思ってもみなかった急展開に森口くんはまったくついていけません。ちなみに、森口くんの童貞はたった今消えました。
ラブホテルのエントランスです。千可ちゃんが森口君と手をつないで入ってきました。
「堂々としててね」
「は、はい」
ラブホテルの部屋です。千可ちゃんはダブルベッドにダイブしました。
「ふぁ~、ラブホテル、半月ぶり~」
森口くんはそのセリフを聞いて、千可ちゃんはかなりの遊び人なんだと認識してしまいました。でも、千可ちゃんが半月前にラブホテルに行った時の相手は、亡くなったお母さんです。異性と入るのは初めてでした。
まずは千可ちゃんと森口くんのディープキス。千可ちゃんは唇を離し、
「お風呂入れてくるね」
千可ちゃんはお風呂にお湯を注ぎました。森口くんはただただ千可ちゃんの行動を見てるだけです。
千可ちゃんが服を脱ぎ始めました。
「ねぇ、和ちゃんも脱いでよ。一緒にお風呂入ろ」
「うん…」
森口くんも服を脱ぎ始めました。ふと森口くんが千可ちゃんを見ると、ちょうどブラジャーを外したところです。千可ちゃんの身体は小さく異様にやせてるのに、乳房はとても大きいのです。森口くんも男の子です。たくさんエロ本を読んでるし、AVも見てます。でも、こんな乳房は見たことがありません。下地が小さいのに乳房が大きいので、乳房は前にだけ膨らんでます。別の言い方をすれば、砲弾型おっぱい。森口くんはそれがとても気になりました。
森口くんは千可ちゃんに近づきました。
「ごめん」
「え?」
森口くんは千可ちゃんの左の乳房を右手でわし掴みしました。
「あは、森口くんも男の子なんだなあ」
森口くんは千可ちゃんの乳首を荒々しくしゃぶりました。
「ああ…、いいよ…」
森口くんは千可ちゃんをダブルベッドに押し倒し、再び一心不乱に乳首をしゃぶりました。そのまま挿入。この日森口くんは千可ちゃんの胎内に5回も発射してしまいました。
すべてをやりおえ、千可ちゃんと森口くんはダブルベッドに並んで横になりました。森口くんはずーっと疑問に思ってたとこを千可ちゃんにぶつけました。
「あの~、千可ちゃん。避妊てどうなってんの?」
「大丈夫だよ。私、やせすぎで半年に1回しか生理が来ないから。この前は2か月前だったから、あと4か月は大丈夫だよ」
「で、でも、排卵ていつかはあるんでしょ?。もし、今排卵してたら…」
「ふふ、もし妊娠したら、私、1人で産んで育てるよ」
「ええ…」
森口くんはとっぴょうしもない回答にちょっと驚きました。
「和ちゃんには絶対迷惑をかけないから。
ねぇ、明日は私の家でやろ」
「う、うん」
森口くんの返答はちょっとぎこちなかったようです。
翌日です。日曜日です。森口くんが羽月家の呼び鈴のボタンを押しました。すぐにドアが開き、千可ちゃんが顔を出しました。
「和ちゃん、よく来てくれたね」
と、千可ちゃんは森口くんがもっているギターのソフトケースに目が止まりました。
「あれ、ギター?」
「これ、買ったんだ。この前千可ちゃんが欲しいて言ってたやつだよ」
森口くんはギターを千可ちゃんに手渡しました。
「はい、プレゼント」
「もう、ムリしちゃって…。バイトでもしたの?」
「ううん、お父さんに買ってもらった」
「あは、和ちゃんておぼっちゃんだったんだ」
「おぼっちゃんじゃないって」
千可ちゃんが森口くんの手を引きました。
「さあ、入って」
「うん」
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