バイクも仕事も走ります。

バイクででかける。美味いものを食べる。は継続。弁理士の仕事のはなしを加えていきます。

ちまちました人にならないために 14

2022-06-15 23:00:25 | ひとりごと
長年達成できなかった弁理士試験に合格して登録に進む。

資格はなかなか取れなかったが、その分、仕事力も身につけている。

自分自身が実は「ちまちま」しているという特徴も把握できた。

自分流を貫けば、そこそこ、優秀な人にもいずれ追いつける、という自信もついた。

ただ、解消しなければいけないのは、数年前に自分の身に起きた、不思議な現象。怪奇現象といってもいい

普通に仕事してたのに、何の前触れもなく、昔のつらかった記憶に責められるのは、なかなかつらい。

今回はうまく活用できたけど、今後、同じ現象は起こってほしくない。

何が起こったのか。

自分には、生き霊を飛ばす力はない、受信する力もない。

深層心理からの現象と捉えるのが合理的解釈。

M1だったころ、悔しい、情けない、、という思いを表にだすことなく、封印してしまった。

それがいけなかったのかな、と思う。

紛争、というものは、軽いものであっても、その場で、納得いくようにしておかないと、後になって噴出するもんなんだろう・・・そう思った。

自分の中では軽いものではなかったが。

自分はあの時点で、なんの対処もしないままに、記憶から消すための努力をした。いっけん、記憶からは消えたが・・

いきなり浮上してきた状態になって、困った状態になった。

そんなとこだろう、と思っている。

いまさら、その時の精算を、、といっても大昔の話なので、いまさら、Bさんに直接、苦情の手紙書いても、迷惑千万だろう。

そもそも、住所地も知らない。

最近は、同窓生名簿なるものも送ってこなくなった。

なので、こういう場で、こそこそ、書き留めることにした。

これですっきりできればいいのだが。

当時から不思議には思っていた。

年賀状が来ない・・・←悪意

数週間たって、はがきが来る・・・←悪意

しかし、そのはがきの内容は好意的なものであった・
「ちまちました人は好きではないので、近藤さんを見てるとほっとします」

本人のいないところで、年賀状を出さなかったことを、笑いのネタにしてた

・・・・・・←最悪意


なんで、はがきの中の文言だけ好意的なんだろう?

長年の謎だったけど、「ちまちました人」の対象が自分のことだとすると、全て、私に対する悪意だったことになる。

おそろしいことしてくるな、、とは思うけど。当時に、気づかなくてよかった。

ともあれ、生き方というか、取り組み方は、ちまちましてるけど、見た目の性格は、さっぱりしてる人に見られたい、という気持ちはあるので、この件は、これで終わりにして、今後は、ちまちまと、何事もくらいついていけたらな、と考えている。

以上

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ちまちました人にならないために 13

2022-06-15 22:50:51 | ひとりごと
毎日のよぅにBさんの幻想に襲われること約2月

ただ昔のこと、、という理由と、昔より多少は冷静でいられたかな、、という点で、どこかで反転したい、こういう不愉快な状態を逆に利用できないかな、という思いがどこからか、、

このまま馬鹿にされたまま、人生、終われるか、、という思いが時間の経過とともに大きくなっていった。

自分の中にも、まだ、こんなに闘志が残っていたのかな、とちょっと内心驚いてもいた。

そんなに激しく怒り狂うわけでもなく、静かに、静かに、

しかし、しつこく継続的に燃える。

自分、怨霊とかになったら、なかなかしつこいだろうな。

まずは、今後の方針を定めよう

自分の人生、どこからうまく運ばなくなったのかな、、と考察すると、Bさんとの出会いなんではなかろうか、、

とすれば、Bさんと会った日より前のころの心持ちに帰れば、上手くいくのではなかろうか・・と考えた。

かなり若いころではあるけど、、どんなだったかな?

ひねり出した、結論。

努力の放棄。勉強の放棄

ただ、根本となる事項は、飽くなき継続を図る。

継続、継続、継続  つまらい内容をあきない量で徹底的に繰り返す。

小さなことから、コツコツと、とか言うけど、コツコツでは、まだ、一粒、一単位が大きい。砂粒を継続して延々と積んでいく感じで。

とりあえず、資格勉強のことを具体化

朝起きた直後、朝昼晩の飯後、寝る前。。必ず、知的財産法の条文を一定量、頭に入ればいいな、程度に繰り返して読む。2週間に1回、同じ条文に返ってくる感じに。逐条解説も同じく、並行して読み進む。最初は分からないところだらけだったけど、頭悪いな~自分、と思いつつ進めると、なんか楽しくなった。何回目かに読んで、霧が晴れたように、分かるときもある。そうなると、もっと楽しくなった。

他の受験生が受験機関を使ってどういうことをしてるか、全く気にならなくなった。とにかく自分が楽しければ・・

愚鈍な行いも1000日程度積み重なれば、一定の成果も出る・・・のかな。

3年弱、それくらいの積み重ねで、ほんの小さな成果ではあるけど、弁理士試験に合格できた。

自信にはなったけど、自分は、全く努力もしてないし、勉強もしてない。

成功したきっかけをくれたのは、Bさんかな、というのは皮肉なもんかな。

そもそも、私から全ての自信を剥ぎ取っていったのは、Bさんではある。大学院試験に合格すれば、Bさんと同じ研究室にいれるかな、などと淡い期待をよせつつ院試に合格できたのも、Bさんのおかげ。

30年近く経過して、いつまでも馬鹿にされる人生で終わってたまるか、と思わせてくれたのも、昔のBさんの記憶

自分らしさ、を追究した結果、たどりついたのは、単調な愚鈍な行いを呼吸するがごとく、飯を食うかのごとく、目先の利益も考えずに愚鈍に繰り返したこと。

まさに、ちまちま、したことではなかろうか。

30年前、ちまちました人は好きではない。。。そのようにはっきり書いてあった。ちまちました人・・・まさに、私。、近藤のことだったんだろうな。

ここにきて、あのときの年賀状ではないはがきで、はっきりと、私のことを忌避していたんだな、と痛感した。

しかし、あまり悔しくはない、悔しいと思うと、Bさんに負けた気がする。

ここまできて、題とは正反対の境地に達した。

すでに、もともと、ちまちました人間なので、そういう人に「なる」という心配はまったくしなくていい。自分の武器なので、放棄する気もない。馬鹿にしたい人がいれば、そのようにしてもらえばいい。すぐに、寝首をかくレベルのところまで追いついてやるさ。。




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ちまちました人にならないために 12

2022-06-15 22:40:30 | ひとりごと
時代は飛ぶ。2018年暮れくらい・・・だったか。

実際上、ここから本編だったりする。

途中の年代は飛んでしまっているが、大したことしてない。

社会人になって後、毎年、年末から年始にかけて、年賀状を見ると、気持ち悪くなる癖がついた。誰にも、私発で、年賀状を出すこともなくなった。旧知の人も離れていった。

仕事はなんとか食いつけていった。弁理士の試験だけは、一向にチャンスが回ってこない。試験時間にまわす時間がないのが悔しかったかな。

平穏に仕事してる生活のうちに不思議な現象におそわれた。その説明のために前回までの1~10で昔の情けない記憶を書いた。

2018年の時点でなにが起こったかを記載する。

普通に事務所内で仕事をしていた。

特許庁提出前のなんらかのチェックしていたんだと思う。

すなわち、明確に起きていた。

突然、

「みっちゃん、Bから年賀状もらってないやろ~」

の声が頭の中で聞こえた。

次の瞬間から、あのつらかったころの記憶が、どっと頭の中に押し寄せてきた。

目覚めている状態で、そんなことあるのかな。

ここから2月ほど、つらいだけだったあの時期のことが脳裏に流れている状態。昨日のことのように鮮明である。Bさんがいつも頭の中にいる状況。甘酸っぱいものではない。今の自分からすると、ただただ、鬱陶しい存在。ただ、当時の感情も多少はそのまま残っている。その辺のバランスが、妙である。

よくこんな状況、当時、耐えられたな、と自分の強さを妙に感心というか、変な気持ちだった。

夢にもBさんが出てくるようになった。

こんな感じ。

急ぎ足で歩いている。

薬学部の校舎が右側に見える。

(学生時代の私のようだ。)・・・目覚めた後の回想

その薬学部の玄関のドアが開く。

平日は全開になっている。

ということは、土曜日か日曜日。

誰か出てきた。

学生。

女の子。

誰であるかはすぐに分かった。

Bさん。

会うと気まずい人。

こっちに向かって来た。

心がざわつく。

(夢の中で感情が揺れ動くことは自分にとって珍しいことだ。)

すぐに目の前に来た。

屈託のない顔で笑っている。

しゃべりかけて来た。

こちらも笑顔(のつもり)を返す。

朗らかな応答がしばらく続く。

楽しいなぁ~。

夢の中で、そんな気持ちになるのは、やはり珍しいところ。

珍しいポイントの多い夢であった。

言葉のやり取りがしばらく続いた。

いつからなのか、Bさんの手に葉書があった。

おもむろにそのことについて何か言いはじめた。

「近藤さん、書いてあることの意味分かりました~?」

ニヤッとした顔になっている。

ハガキに書いてることを読みはじめた。

「・・・・・・・・」

覚えのある内容。

と言っても、いつからか意図的に記憶から消そうとしていたので、忘れていた内容。

夢の中ながら、ハッとする。

夢の中でハッとするいうのも珍しいな。

もう一度読みだした。

「・・・・・・・好きではない、・・・・・・・・・近藤さん・・・・・」

こんどは、「好きではない」と「近藤さん」が妙に耳に残る読み方。

ちょっと引っかかる。

読み終わって、また同じことを繰り返し始めた。

「・・・好きではない、・・近藤さん・・・」

上記の部分がさらに強調した読み方になった。

「好きではない」と「近藤さん」の間隔がより短くなったような。

何回も読み直しているうちに、「好きではない」と「近藤さん」だけ聞き取れるように。

「好きではない、近藤さん」

「好きではない近藤さん」

「好きではない近藤さん」

「好きではない近藤さん」

「好きではない近藤さん」

同じところを何度も繰り返す、Bさん

この夢も突然終わりとなった。

延々と繰り返された「好きではない近藤さん」

夢の中のBさんが発していたこと。

これを夢の中の耳で聞いていた。

しかし、夢ではなく、現実の私の耳に直接的に響く声

「好きではない近藤さん」

飛び起きた。

夢から覚めたが当然、Bさんがそこに現にいるはずはなく、誰かがいるわけでもない。

軽く怪奇現象やな。

この不思議な現象であったことがこの夢を忘れられなくなった要因の一つ。

夢の中で読み続けたハガキの内容。

もらった当時は嬉しさ半分、不愉快な面が半分。

複雑な気持ちだった。

これ1回で終われば、不思議な夢だな~ で終わるところ。

この後、相当な頻度でBさんの夢を見ることになる。

Bさん絡みの記憶は消したい。

しかし当時の無念の思いが相当強かったみたいだ。

無理やり記憶の底に沈めたところ、今になって浮上してきた、というところか。


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ちまちました人にならないために 10

2022-06-15 21:45:27 | ひとりごと
東京での転所を半ば諦め、転所先を大阪で探すことにした。

果たして拾ってくれるところはあるのか。

年齢も高くなってきたので、不安がある。

勉強も進んでいない。

朝日新聞の土日の求人に募集がよくでるので、実家に、土日の朝日新聞買ってくれるように頼んだが、なかなか、話が通じない。

半月ほど経過してやっと理解してもらって、朝日新聞を郵送してくれて、募集のあったsところに応募した。

大阪の事務所に2つ試験を受けた。

一方は比較的小規模。他方は大手。当時は、いろんな雑誌に求人も出ていた。

あと数所履歴書送ったが、履歴書送り返された。

試験受けたところはいずれも合格。

大手のほうは、試験のあと、その日のうちに飛行機に乗って東京へ。

実家に居ない間に合否通知があったらいけないので、自分のほうから電話をかけて聞いた。

あまりそういう人いないだろうが、不在だったし。

合格だった。

バイオ・化学が得意な事務所だったので、ようやく自分の専門分野に取り組める。試験勉強もより能率的になるだろう。

東京に戻ったのは、見切りで和歌山に帰ってくるため荷物等はそのままだった。本格的に荷造りして和歌山に帰る。

憂鬱な気持ちはなく、移り先が決まっての、東京撤退だったので、意気揚々としたものだった。

数日で荷物をまとめて和歌山に帰ってきた。

帰ったら、なにやら、大学の研究室から、ポスドクのMさんの、なにやらの祝賀会やると、の通知の葉書があった。当日だった。

大阪の大手の事務所に移ったので、特に、恥ずかしくないかな、ということと、懐かしくて、電話で当日連絡した。

電話でK先生が受けてくれた。歓迎されるみたいだったので、急遽参加。

すでに博士卒から3年経過の同級のKさんもいて、懐かしい顔合わせだった。

同じく、Mさんのグループに属していたBさんもいた。

Bさんのことはすっかり記憶から薄れていたが、顔を合わせると、やっぱり、気まずい思いもある。

Kさんに、Bさんを紹介される、という変な挨拶。覚えているけど・・・話はしたくな関係にはあったので、変な間がある。

Bさんも会社をやめて、薬局関係に行くとかなんとか。自分の未来には関係ないことなんで、こちらからさらに聞くことはなかった。

そんなこんながあった後、5月ころから、大阪の事務所に勤務。

3ヶ月弱の失業期間となった。

失業手当、若干もらう。

お金もなかったので、しばらく、和歌山から通勤。

バイクで、阪和線の駅に行って、そこから京橋まで。

紀州路快速は当時からあって、直で京橋まで行けたので、楽だった。早朝出発だったこともあって、余裕で座れてたし。

事務所の初日。

全体ミーティングがあった。

所長はいない。

変なミーティングやな。

自分の所属先は告げられていない。

5月の入所やというのに、新入りが大勢いる。

皆の前にずらっと並んで、ひとりずつ紹介される。

●●君です。化学グループのRさんのところに所属になります。

等と順番に紹介されている。

自分の番になった。

近藤君です。電子情報グループの所属になります。

耳を疑った。嘘や・・・

鏡はなかったが、変な顔してたと思う。

真偽を問うべき所長もいない。

初日から辞めるわけにもいかんし。

初日から2、3件渡された。電気会社

知らない会社ではなく、誰でも知ってる会社の案件。

内容が面白かったので、頑張ってやろう、かなと、切り替える。

次の日 所長が来た。

英語の成績が悪かったので、電子情報の国内グループに回したとのこと。ただ、電子グループに所属したままで化学関係もやっていい、とのこと。

めっちゃ恵まれている環境に感謝である。

ただ、二刀流はさすがにしんどかろうと思ったので、しばらくは、国内出願専門で行くことにした。こちらの師匠に当たる上司の作る文が秀逸だったので、まずは、この人のレベルを目指すことにした。

グループ内に新人に近い人が多いが、皆、そこそこ年齢に行っている人たち。みんな、英語、あかんかったんやな、、などと想像した。




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ちまちました人にならないために 9

2022-06-15 21:43:49 | ひとりごと
3月に会社を退社したのち、実家に帰る。

合わせる顔もないので、ゆったり3日ほどかけて400のバイクで帰る。

弟と妹がそれぞれ入社した年。長男が会社辞めて実家に帰る。かなり辛かった。

帰宅ののち、しばらくニート状態だった。当時は、ニートという言葉も一般的ではなかったが。シンプルに浪人と言ってたかな。

辞めた直後に大阪の化学系の特許事務所を受けたが、うまくは行かず。甘くはない。

当時は、朝日新聞の土日の広告欄に特許事務所の募集があるなどということは知らなかったので。

いざとなったら、薬剤師の資格使うしかないのかな、と思っていたところ、東京の人材募集の会社の人から連絡を受けた。

静岡の研究所の管理の副部長(その研究所の管理のトップ)が、辞めてしまった自分のことを気にかけてくれていて、再就職斡旋の人材会社に手を回してくれていた。

見てくれている人は、見てくれているのかな、と感謝しかない。

副部長は、あんないい奴を惨めな辞め方させてはいけない、、と言ってくれていたそう。

会社勤務当時、実はやる気そんなになかったが、真面目には勤めていたのを見てくれていたのだろう。

東京の特許事務所勤務時代に入る。

御殿場の会社を出た年の5月から翌々年の2月まで。2年弱になる。

分野は、機械系。

志望は専門を生かした化学系だったが、そう甘くはなかった。

仕事があるので贅沢は言えない。

あちらも自分を採用するのに、あまり本意ではなかったのではないかと思う。

分野は一致しないが、なんとか事務所で生き残って、弁理士試験も合格しなければ、いけない。チャンスはつながった!と意気込んで東京に向かう。

自分は、あまり、やる気に満ちあふれた顔をすることができないので、ここでも、あまりいいイメージはなかたのではないか。

パソコンで文字打ち込むことも慣れていない。パソコンのオンもどこを押せばいいのやら、フロップ-に保存はどうやって?のレベルだった。

弁理士は、所長一人

勤務時間は、黙々と仕事をしている。

嫌な感じの人は、誰もいない。みな和気藹々とした雰囲気。

悪口、陰口はない。

虚勢をはる必要もない。

研究職とはまったく違う世界。

特許の仕事は、なかなか慣れないもので、感じすらつかめない日々だった。

ここを追い出されたら行くところがなかったので、必死だった。そうは見えなかったかもしれないが。

ここでも、習得速度の遅さは発揮していた。

いつか、いつか、と思いつつ、こなしていた。

気力を振り絞っていたが、何がきっかけか分からないが、突然、気力がなくなってしまった。

自分の場合、突然、こういうことになる。

2年目の正月すぎに、東京の事務所を退所した。

ふがいなさ過ぎて、悔しかった。

ここでも自分は、なにもできなかった。

しばらく、東京の事務所で、化学関係で採ってくれないかと、粘ったが、うまくは行かず、地元の大阪の事務所を目指すことにした。
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