満員御礼！ @スナゲリー！

静岡の人たちは、出足が遅い。

人集めをする時、取りあえず食い付きが悪い。

だから主催者は、イベント直前まで“票読み”が出来なくて苦労する。


まして、静岡では殆ど知られていない劇団の有料公演。
学生にはちょっと贅沢に見えるはず。
SPACが呼んでるような、オーソライズされたものなら、高くても行ってみるか、と言う気になる(実際、本当にチケット収入だけで採算を合わせようと思ったらとんでもない値段になるはずのところを、助成されて安く観られているのはありがたい話だ）。

でも、一旦観てしまえば、ほら、言ったとおりでしょ！

今日も、みんな幸せな笑顔になって団欒の時間を過ごしていった。

これも、演劇だから出来ること、だと思う。
普通の音楽の演奏会や、単なる読書では、こういう訳にはいかない。
もちろん、通り一遍の芝居をやったって、こんな気持ちにはならないんだ。

演劇というのが、ある種の手品のようなモノで、役者は、誰か、別の人を演じると言うだけでなく、時に、人間以外のモノにもなれる。
我々は、そう宣言されたときから、そのように観る事が出来る。

それで、今自分のいる場所が、触れているモノが、とんでもなくいとおしい何かにかわる。


何はともあれ、今日おいで下さった皆さん、ありがとうございました。
ホントに、今日になって突然来てくれた人たちには、特に感謝！


明日のスノドも、満員にしましょう！


東京・神奈川方面、まだありま～す！