コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

贈答

2005-02-08 15:52:19 | 
いろんな所でバレンタイン関係の話題がちらほら。

良い思い出がない。貰ったことはあっても、それはそれで、ビターな思い出でしかなく、だからこの季節は胸が苦しい。早く通り過ぎて欲しい。


そもそも、「贈答」と言うテーマが、私には重すぎるんだと思う。
人にモノを上げるのも、貰うのも、デカイ借金のやりとりをしている気分になって、心底嬉しい気分になったことは、ほぼ、無いと言っていい。
喜ばせたい一心で、いろんな工夫をするのは好きだけれど、それを受け取る相手のことを考えた末に渡せないことの方が遙かに多い。

人からモノを貰うと、「負債」になる。私には、何もないから、借りばかり募っていく。そうこうするうちに、その人と会うのが辛くなる。結果、縁が切れる。そんなことの繰り返し。

育ちが貧乏だし、だからなのか、ケチな性分で、食事など、おごられれば、基本的にすぐに財布は引っ込める。学生にもほぼおごりはしない。でも、それで良かったのか、とか、あとで自己嫌悪になったり。

私の学生時代、大抵の教授は気前よくおごってくれた気がする。何だろうな、この差は。


育ちだなぁ。御大尽にはなれない。



お歳暮やお中元の習慣がないこの世界は居心地がよい。
そういえば、年賀状も暑中見舞いも止めてずいぶんになる。
6年? 縁の切れた人、多数。まぁ、それもいいかな。どうしても必要な人はそういるモンじゃないらしい。
「美しい日本の伝統文化」(!)なんだと思うけれど、虚礼は、疲れるばっかりだ。


最近、寂しいなぁ、と思うことが多いんだけれど、だからといって、にぎやかな場所に出て行く気にはなれない。
引きこもり君です。


あれ、何の話だっけ?
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