コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

その如月の

2008-02-06 09:19:53 | 
二月十五日は涅槃会である。
旧暦だから違うよ、というはなしなんだけれど、さて、釈迦時代のインドの暦って、どんなんだったんだろう。


とまぁ、変な理屈はさておき、この日は私の身近な人たちが関わるイベントが盛りだくさん。

一つは、少し前に書いた、卒論ミュージアム
これは、実際、行ってみないとどんなことになるのかわかりませんが、私はものすごく楽しみにしています。
まず、自分たちで、やりたい、と言いだしたこと、自分の卒業論文を公開したい、と言う覚悟に拍手!

私の卒業論文やその時の資料、メモなども閲覧できるようにします。なはは。


アッパレ会後援・卒論発表会 『卒論ミュージアム』
~音楽を聴くように、アートを見るように、卒論に触れよう~

日時:2月15日(金)18時30分開場~
場所:NAS'H
   静岡市葵区鷹匠2-15-10(新静岡センター徒歩4分)
   TEL 054-272-5555
会費:社会人3000円 学生2000円





さて、涅槃会。

この日は
清水の龍華寺(静岡市清水区村松2085 054-334-2858)で、日下文さんの涅槃図の開帳があります。
8:30~16:30 大人300円、子供150円(参観案内ページ印刷持参で一割引)


日下さんの日本画については前にも一度書いたことがありますが、年末の個展“rebirth”では、古典の受容についても、新しい方向が何となく見えてきている様子で、これからますます楽しみなわけですが、この涅槃図は、少し前の超大作。
古来、何度も作られてきた釈尊入滅の古典的画題を、日本画の技法を用いて絢爛豪華な色彩で表現しています。

こちらも是非。

チラシ画像PDFはこちら。
こころ閑かにまいりましょう。



この日はもう一つイベントがあります。
静岡大学人文学部翻訳文化研究会主催、「中国社会科学院外国文学研究所長および研究員による特別講演会」です。

2/15 14:00~ 静岡大学 大学会館研修室 聴講無料

陳衆議氏(中国社会科学院外国文学研究所長)
「グローバル資本主義化の文学」

許金龍氏(中国社会科学院外国文学研究所研究員)
「中国に於ける日本の現代文学--大江健三郎を中心として」



このたび静岡大学人文学部翻訳文化研究会では、中国社会科学院外国文学研究所の陳衆議所長と許金龍研究員をお招きして特別講演会を開催いたします。陳所長はラテンアメリカ文学、とりわけガルシア・マルケスやボルヘスの著名な研究者で、中国を代表する知識人でもあります。許金龍氏は大江健三郎の紹介者として著名な日本文学研究者・翻訳者で、2007 年、大江健三郎『さようなら、私の本よ!』の翻訳により、魯迅文学賞を受賞されました。お二人はまた、日本の文学者との交流に積極的に関わってこられましたが(2001 年「日中女性作家シンポジウム in 北京」、2006 年「日中青年作家会議」、於中国社会科学院、等)、講演会当日は、大江さんをはじめとする日本の作家・批評家・文学研究者との交流をめぐって興味深いお話もしていただけるものと思います。幅広い分野からの参加・聴講を歓迎します。


お問い合わせ 静岡大学人文学部言語文化学科・桑島道夫 
Tel:054-238-5619 E-mail:jjmkuwa@ipc.shizuoka.ac.jp


是非!

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