コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

我がこととして重く受け止めよ、大学人。

2007-08-21 09:14:22 | 
気づいていらっしゃる方が少ないかも知れないので、注意喚起の意味で、もう一度この話題を。

読売新聞の夏休み埋め草記事だったかも知れない卒論代行の話題

小さな波が立っている。

前の記事で紹介した三つの業者のうち、
卒論・レポート代行所は、特に変化無しだが、「老舗」の卒論・レポート代行センターは、現時点でリンクが切れている。インフォシークの判断なのか、技術的な問題なのか判らないけれども。

 *訂正 8/21 11:54
「このページは削除されました。」
になっています。朝、何で気がつかなかったんだろう。

そんな中、前の記事にコメントを下さった(本物だという確実な証拠はないけれど発言からして信じて良いと思う)web-teacherは、コメントにもあるように、「2007/8/18読売新聞掲載記事に関して」という文章を掲載した。

この文章は、私がこのブログの中で何度も述べている、大学側に問題があるんじゃないか、と言うことを、非常に具体的に述べていて、説得力がある。
全文引用は控えるが、是非、多くの人に読んでいただきたい。

学位を与える資格に値しない大学や教授があまりにも多くいるという現実というのを、大学は正面から受け止める必要がある。

政治でも経済でも、不正だから罰する、と言う前に、その不正が何故起きたのか、もしかしたらその原因は自分達の方にあるのではないか、と言うことを想像できなければいけない。

グローバル化の中の貧困、中国の大気汚染や食品不安の背景に、自分達の姿を見ることの出来ない人は、何も語る資格がないのといっしょだ。

大学はずっとこうしてきた。
数値目標だけ揃えれば中身は問われない(中身をまた数値化しようとしているのだけれど)「評価」のあり方に危機感を。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 次は「過去問」一件。 | トップ | 大学教師に求められる資質 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事