思い出を綴ろう!忘れてしまわぬうちに

四季の移り変わりを楽しめる日記を書いていきます。

看取り介護へ

2023-10-25 08:34:56 | 母の事
昨日母の施設で看取り介護の説明を受け、サインをした。
弟もやってきて母が入所して初めてお嫁さんを会わせた。なぜ母が元気なうちに会わせてやらなかったのか 真意はわからない。追求もすまい。
母は初めてお嫁さんが来てくれたと喜んでいた。
父の時にお嫁さんが来たのは通夜だった。

もう1週間以上食べ物を口にしない母。
見た目は思っていた以上に元気そうに見える。
居室に入り声をかけると、「あんたが持ってきたジュースを飲んだよ。」と言った。職員さんに言われて持っていった栄養食品メイバランスの事である。娘が持ってきたから飲むように言ってくれたのだろう。
どうして食べんの?と聞くと「食べとうない」「動きもせんし腹も減らん」としごくまとも("⌒∇⌒")
未だ全然死ぬ気ではいない。おかしげな病気になったものよとケアマネさんにも話したらしい。

これからは面会の制限はなくなる。でも、めったに面会しなかったのが頻回に行くとおかしく思うだろう。1週間に2回から始めようか。
最後の1週間は毎日様子を見に行く。
自宅で過ごすように、今まで通り昼はホールでリクライニング車イスで過ごす。
点滴も酸素吸入もしない。心臓マッサージもしない。
ただ、看取り介護中止の意思表示をすれば、救急搬送される。

後は穏やかに最後まで過ごせるように会いに行くことだけになった。
今の内に会わせたい人が入れば会わせて下さいと言われたが、皆亡くなって誰もいない。私たち兄弟と孫くらいかな。



介護の最終ステージ。

父は誤嚥性肺炎で施設から、救急搬送され入院し点滴に繋がれ意志疎通の無いまま亡くなった。
死ぬ3日前に息子を連れていくと手を握り返したのを覚えている。
義母も誤嚥性肺炎。最も糖尿病で腎不全 最後は心不全で緊急入院。一度良くなったが、退院が決まって3日後に急変して亡くなった。下顎呼吸になり、ガンバるんよと声かけると頷いた。

私の受け持ち最後の一人が母。どうか穏やかに逝ってほしい。

こうなると長年の介護の大変さより楽しかったことを思い出す。
遠隔介護時は、良くご飯をつくって宅配便で送った。買い物にも連れていった。歩行器を手配し温泉にも連れていった。受診時は病院食堂で一緒に食事をした。
父の施設に一緒に面会に行った。
思い出は尽きない。





コメント (2)
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