翌朝、4時起床・・朝食をとり午前6時テントを撤収出発する。いきなり雷鳥が姿を見せ心が和んでしまう。しかし前にも、後ろにもパテイーが、見え最後の雪壁では順番待ちが予想される。案の定、雪壁(1峰=白馬岳頂上)で順番待ち1時間、その間後ろには黒山の登山者の列ができた。天候は昨日の続きで快晴で待つ間も余裕があった。
挙句には単独行の1人が順番待ちルートの横を登りだすとザイルを組んだ後ろのパテイーが続きザイルが雪壁で交差する状態となった。(明らかにルール違反で事故につながると思う。隣を登るならザイルが交差しない様出口も別にすべきだと思う。)
とりあえず、金ちゃんがトップで雪壁に取りつき、20分ほどで抜けた後、祥子さん・今野がプールジックで続き、水野さんも後から続き40分ほどで、全員白馬岳頂上に立つ事が出来た。午前10時に頂上で写真を撮り、下の白馬山荘で、休憩した。(ビールがうまかった。)
小屋から携帯電話で、姫川温泉「ホテル白馬荘」へ予約を入れ、一路大雪渓を下る。
(雪渓の雪が緩み、足を取られ歩きにくかった。)温泉だけが楽しみでひたすら下った。途中、尻そりを使ったシリセイドーや、スキーに追い越されながら3時間30分かかり猿倉到着。(次回は尻そりを手に入れてシリセイドーをやろうと決めた。)天気が良すぎて、ハードな山行となったが連休後半の悪天候による遭難事故を思うと贅沢な考えだと思う。
姫川温泉は、長野県と新潟県の県境の温泉で近くに「雨飾山」があり静かな温泉峡でありのんびり温泉と食事を堪能した。
翌30日は、のんびり帰名。ご苦労様でした。