朝食を済ませ清算し(8000円/1人)、祓川ヒュッテへ到着。今日は多くの登山者がいてヒュッテの中は大賑わいであった。出発準備をしていると昨日登って行った名古屋のパーティが下りてきたので状況を聞くと、昨日は途中の七釜の避難小屋に泊まり午後天候の隙間を狙い頂上に行ったとのことで、うえは雹が降っていたとも言っていた。8:20祓川ヒュッテ発「竜が原湿原」を抜け、「賽の河原」を登り9:51七釜避難小屋到着。天候といえば、雨は降らないものの風は強く視界はあまりない状態が続き多くの登山者が引き返していった。上に上がるに従い足元に雪が現れさらに上がっていくと、湿った雪から徐々に乾いた雪質となり風もさらに強くなってきた。11:20「氷の薬師」に着いた頃に頂上から降りてきた登山者に会い状況を聞くと、9合目からの「舎利坂」は強風が吹き岩も木も氷が付き厳しい状況で視界も無いとの事。それでも慎重に登って行ったが、メガネに氷の粒が付き視界が効かないうえに、体が浮きそうな風が吹き付け非常に厳しい登りとなった。12:40「七高山」着(2230m)視界は10mほどで「新山」(2236m)の登頂はあきらめ、12:47下山開始、13:52「氷の薬師」へ降りてきて、小休止。此処まで休みなしで来たため、シャリバテ状態でおまけにメガネ破損(予備のメガネに変えるが、遠視が入っているためふらつく)15:00七釜避難小屋16:12祓川ヒュッテ着。ヒュッテには、管理人さんが居て一人1.370円の料金で、9時までの電気とガスコンロが使用できた。今日は泊まりのパーティが4組となり、にぎやかであった。夕食はきりたんぽ鍋を作り温かな食事となった。後はお神酒とおつまみ・・・
起きると雨は降っていないが、強風のままで鳥海山には雲がかかり登れる状態ではないと判断した。6時から7時にかけ2組の登山者が上がっていったがその後、雨も降りだしてきた。2組目は名古屋から来た男性5人組で結構な重装備で上がっていった。こちらは明日登ることに決め秋田の温泉巡りをして今夜の宿泊地「鳥海荘」へ向かうことに決め祓川ヒュッテを後にした。道の駅・栗駒国定公園(小安峡谷の温泉が噴き出している大噴湯・泥湯・川原毛地獄)を巡り、泥湯につかり矢島口登山口近くの宿泊地「鳥海荘」へ入りました。此処は公の施設で登山者が多く利用する宿泊施設で温泉と秋田本庄牛が名物の良い宿でした。明日の天気もあまり良くない予報ではあったが行けるところまで行くと決めお神酒を傾け就寝。
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10月11-14日で東北「鳥海山」に行ってきました。メンバーは水野・金田・記代子さん・今野の4名で、遭対は祥子さんにお願いしました。11日朝7時に名古屋を出発・中央道から長野道・上信越道より北陸道に出て、一路秋田をめざし北へ進みました。新潟県で一旦一般道に降り山形県より日本海東北道に乗り酒田みなとで降りてさらに、秋田県由利本荘市矢島町の祓川ヒュッテに到着したのは夕方6時近く名古屋から11時間かかりました。当初宿が取れず、最悪テントのつもりで名古屋を出てきましたが、途中スマートホンで調べた結果、矢島口登山口にある、祓川ヒュッテが、予約なしで泊まれることがわかりました。駐車場に車を止め強風の中歩いて2分ぐらいのところに祓川ヒュッテはありましたが灯りは点いておらず無人でした。入り口は空いており張り紙には「素泊まり1.370円ただし管理人がいない場合は無料」とのこと。灯りは蝋燭・ラテがあり問題なく、畳の部屋と水洗トイレおまけに炊事場まであり早速晩飯(途中のコンビニにて弁当購入と山形の味付け蒟蒻)となりました。外は強風と雨で大荒れ状態。明日の転向の回復も期待できないままシュラフに潜り込みました。<o:p></o:p>