夕焼け

エネ調整をしていると、一瞬で身体を抜け出し天にまっしぐらに帰っていく一筋の光を見ることがあります。
また卵の殻を割って、生命を得て飛び立っていく光もあります。

どちらにしてもその光が飛び立つ時は、役目を果たし終えたり、新しい生命を得たり、
暗いものなどまったくなく、だからこそ光なんです。

「光」に去られた人たちには、感傷という傷が残るりますが、
けれど長い長い時間感傷の中に閉じこもっていたらいけないんです。
なぜって一度でも本物の「光」に出会ったことがある人は、その光が残したものは傷ではなく愛が宿るから。

太陽も沈んで夕焼けを残しますが、けれどそれは新しい朝が来るという約束なんです。
もしその去ったものが、本物の「光」なら約束をしないとね。
新しい朝の太陽の光を浴びてみる。そして約束の声に耳を澄ませてみるのです。