Cocoro

~ある日の足どり~

子供ミュージカル

2017-08-11 23:58:39 | 観劇・バトン・ミュージカル
8月11日(祝金)

2015年に知り合いが出るということで初めて見た子供ミュージカル
その時は「ネバーランドの誓い」というタイトルから見ても子供の世界、夢のような世界を感じさせる内容だった

2017年のタイトルは「Zombie of Eden」でポスターやチラシからもゾンビの話で怖いのが年々ダメになる私は、見に行こうか・・・でも怖いのか???と少し戸惑いを感じる
二年前にも出演した2人は今年も出演するというのが分かってる
どうなん?怖いん?
そう思いながらもやっぱり見てみたいと自分に「実話ではない、実話ではない・・・」と言い聞かせながら、Hさん(出演する子のお母さん)にチケットをお願いした

アンデパンダン展ツアーでランチをした後、両親と長姉かっちゃんの4人ですばるホールへ向かう

チケットをお願いしているHさんにラインをして入り口前に向かうとすぐにいるのが分かって、チケットを受け取り入場からの着席・・・Hさん、隣りの席だし(笑)

「怖いかなーって思ってチケット頼むのん戸惑っててん」とHさんに話すと
「全然怖くないよ。リハーサルの時に保護者観覧みたいのがあったけど、疲れていて寝てしまったから今日は寝ないように見ないと・・・って思ってる」
そんな楽しい裏話も聞きながら待っているとすぐに始まった

ステージに二人の女子中学生?女子高生?が登場する
浪速のノリで漫才が始まる・・・ちょっとお下品な言葉が続出!!(^ ^;)!
ぉっと・・・と思う反面、間の良い漫才で相当練習したんじゃないかな?と思うと楽しかった

本編は「素直になる」がテーマで見ていて色んな事を考えさせられた
100年後(2117年)の世界から始まり、そこは人を、いや自分のことすらかな?信じることのできない世界
そして大阪なのに大阪弁ではなくて頭で変換された標準語で話す世界
その世界で「素直になれる薬」を研究し続けてきた女性がいて、その子供は不思議な能力があるというところから始まる
研究し続けた「素直になれる薬」は完成間近だけど副作用がひどいという段階
そんな中、研究室?の上司から「研究を止めろ!」と言われるが、研究をし続けてきた女性の子供の不思議な能力で100年前の現代へと光を通じて母子、また研究を止めろと言った上司二人がやって来る

そこはお嬢様学園の中
先生の中で色々な問題がある・・・横領、不倫、カツラ
そのネタを掴んでいる学生たちがネットで流したりしては盛り上がってる
自由だけど、実は本当の自分の心からの言葉は話していない感じに受け取れた

それを見ていた100年後の人たち・・・
100年後では研究を止めるように言われているけど、この世界ならいいのでは?と上司に言われる女性
だけど女性は副作用が気がかりで頷けない様子
ある時、上司のうちの一人がその薬を盗んで学生の一人に使用する・・・と副作用でゾンビになった!!!
ゾンビになった学生が次々に友達にかみつき?ゾンビの学生が増える・・・
先生たち、研究者たちは困り果てている中、ゾンビになった学生は「素直な心」を手に入れて清々しく、嘘のない世界を心から楽しんでいる

が、外から見ればゾンビにしか見えないので戻そうとする大人たち・・・
研究をし続けていた女性から研究時にその成分を加えると効力が無くなってしまっていたというリンゴを聞き出して、ゾンビの学生たちにリンゴを食べさせ、ゾンビではない学生に戻していった

という話
結局、100年後のリンゴの成分とは少し違っていたため、ゾンビになるという副作用だけが治って「素直な心」は手に入れたままのお嬢様学園生徒たち

最終的にすごく「良かった―――♪」と思える話で、本当に怖さは感じられなかった
「素直な心」というのは私にとっても人生のテーマにおいている
自分では嘘はついていないと思っていても、実際にはどの気持ちが本当の気持ちなのかが分からなくなる時があって、何が本当で何が嘘にあたるのか・・・がよく分からない

本当に「素直な心」を手にしたら、どんな世界になるんだろう?
そんなことを考えながら、劇中に出てくるダジャレを思い出しては、思いっきり笑えた話だったな♪と今年の話もすごく良かったと思いました☆

帰りはコメダ珈琲でデザートを、さとで夕食を食べて帰りました


最新の画像もっと見る

コメントを投稿