うまうま放浪記

食べ歩き&自然歩き(埼玉北部中心)

比企郡小川町 重要文化財「吉田家住宅」

2017-12-26 00:22:56 | 食べ歩き

今回の食べ歩きは、渋いです。
囲炉裏で団子とやきとりを焼いて…和を堪能。
それはもう、心温まるひとときでした。








やって来たのは比企郡小川町にある
吉田家住宅です。
重要文化財に指定されている県内最古の民家ということで、一度は訪れたかった場所。
どうやら食事も出来るようなので!わくわく。






広い駐車場に車を停め、
坂を上ると…見えてきた。







重要文化財の吉田家住宅。
とても大きな民家です。








茅葺き屋根に縁側
まるで日本昔話の風景…





ここが玄関ですね、それでは
お邪魔しま〜す!








広い土間の中央に、かまど。
土間を上がると、これまた広いお座敷。
古き良きあの時代にタイムスリップ。





どこに座ってもらっても大丈夫ですよ〜と
声を掛けていただきましたが








あったかい、囲炉裏。
ひとまずここに、腰掛ける。






あったかい。
冷えた手を火にあててあっためました。




色々見学したいところだけれど、とりあえず腹ごしらえとしますかね。







食事メニューは
地粉うどん、手打ち蕎麦、田楽や団子にやきとりがいただけるようです。他におしるこや甘酒もあって…
この雰囲気で食べるにはどれも最高なメニュー。






とりあえず、焼き団子(醤油)とやきとりを頼みました。
なんと囲炉裏で、自分で焼くんですと。
こりゃあ、いいですな〜






団子は焼き目がついたら、竹筒に入った醤油に潜らせ、
また、囲炉裏の網で焼く…






じっくり焼き目がつくまで。
囲炉裏で団子を焼く。それだけで
なんだか、心が洗われるような感覚。








焼ける間、甘酒と味噌田楽をいただきます。
この雰囲気ですからね、格別な美味しさです。
家屋の中は寒いんです。囲炉裏の火であったまりながら、飲んで食べてあったまる。



ふぅ。



焼きあがった団子とやきとりは…
それはもう美味しかったです。つきたての餅を食べているような、焼き団子でした、ちなみに草団子はあんこ付き。








かけ蕎麦と野菜天ぷら。



天ぷらは春菊、かぼちゃ、人参、きのこ。
畑で採れたてだと仰ってました。
どうりで元気がいい味、サクサク、甘い。
かけ蕎麦、美味しいです。天ぷらとめっちゃ合います。







もり蕎麦

不揃いの一反もめんが、いい味出してる。






初めて見た、かっぽ酒。
竹筒にお酒を入れて、囲炉裏であっためて
呑むという、粋な酒。






体もあったまったし、お腹も膨れた。
さ!見学再開。








二階に登っていく階段が急すぎで
実家の階段を思い出しましたが…。
見所いっぱいの家屋です。










可愛いお土産や懐かしいお菓子も売っています。










初めて来た吉田家住宅。


建物も素晴らしいですし、なにより囲炉裏で団子を焼いて食べるなんて、なかなか貴重な体験も出来ます。
お蕎麦も天ぷらも美味しかったし!
この日はお土産に柚子を買って帰り
ゆず湯に浸かって、ぽっぽとあったまりました。