団塊のしっぽが綴る ありのままの田舎暮らし

躊躇いながら近づいてくる未来と、静かに佇む過去のはざまで。

俳句など、始めてみました。

2017-10-17 | 日々のこと。


畦に咲く、野の花。今、あちこちに見られます。
何気ない日常の風景に、心を寄せられる人になりたいものです。






今年の7月から、俳句を作り始めました。
きっかけは、特にありません。

ウォーキングをしながらあちこち眺めているときに、
なんとなく、七五調の俳句のようなものが浮かんでくるので
意識して五・七・五にまとめていたら、形になるようになったのです。

これまでは、俳句と言えば、
山頭火や尾崎放哉などの自由律俳句ばかりに親しんできました。
何事においても、型にはめらられるのが嫌なので、
俳句も定型の作家のものは敢えて避けていたのかもしれません。

でも、自分で作るようになって、勉強のためにいろいろな俳人の作品を読むと、
「型の美しさ」のようなものが、少し分かるようになりました。
頭に浮かんでくる言葉のぜい肉を削ぎ落して、磨き上げるような作業は、
とても難しいですが、一方で、楽しくもあります。

本を読みながらの独学です。
俳句を嗜む人の多くは、地域の句会に入ったり、同人誌の会員になったりして
腕を磨いているようですが、そうなると、なにかと縛られそうなので。

独りよがりにならないために、地元紙に投稿して評価を仰いでいます。
初めて掲載されたのは、2回目の投稿から。
「えっ、すごいじゃん」と気を良くして、それから週に1回は投稿しています。
掲載率は50%くらい。

載るととても嬉しいですが、載らなくても、それほどがっかりはしません。
「ボケ防止」と言ってしまっては身も蓋もありませんが、そのようなものです。
でも、作っている時間は、とてもいい感じです。
今は、「季語」を覚えるのが楽しくて、ワクワクします。





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