団塊のしっぽが綴る ありのままの田舎暮らし

躊躇いながら近づいてくる未来と、静かに佇む過去のはざまで。

朋あり遠方より来る。

2024-04-01 | 日々のこと。

ビオラの花が日差しを浴びてウキウキしています。



こんにちは。
もう、4月なんですね~。

「あなたに会いに行ってもいいですか?」
そんなメールが届いたのは1月の末。
メールの主は大学時代の友人で、最後に会ったのはもう45年も前のこと。
手紙だけのやり取りが細々と続いていました。
ちょっと驚いたけど、答えはもちろんYES。

でもそれからが大変。
見て見ぬふりをしていた、家の内外の汚れや傷みが気になりだして、
あちこちを拭いたり磨いたり。
くたびれていたレースのカーテンも新調しました。

準備を進めながらも心の中はちょっと不安。
空港でお互いの顔が分かるかしら?
何を話せばいいかしら? 
話が合わなかったら、どうしよう?
でも、そんな不安は会った途端に吹き飛びました。
どちらからともなく抱き合って、その瞬間から45年の空白はあっけなく
埋まり、まるで昨日までずっと傍にいたような感じ。

名所を案内しながら、食事をしながら、ドライブをしながら、
これまでの事、いまの事、この先の事まで。
時間が足りないくらいに話をしました。

「会うなら今しかないと思ったの」
そう決断してくれた友人に本当に感謝しました。
バスや新幹線や飛行機を乗り継いで、8時間も掛けて。
夢のような3泊4日。
こんな私に「あなたに会いたい」と言ってくれる人がいることの幸福を
しみじみと感じました。

あなたの会いたい人はどんな人ですか?









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